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番外編7 ページ28

女「はいそこでターン!」


『よっ...わあぁ!』




Aがファッションショーに出ることが決まってからすぐにウォーキングの練習が始まった。




しかし案の定そんな経験のないAにとっては至難だった。




女「ちょっと大丈夫!?」


男「一ノ瀬でも苦手なことあるんだな!」


『モデルなんてやったこと無いわよ!』




いたた...と腰をさすりながら立ち上がる。




女「本番まであと30分しかない!死ぬ気で覚えてもらうから!」


『ひぃーっ』




生徒に鬼特訓をされバシバシしごかれるAだった。




『普段のみんなもこんな感じなのかなぁ』




ふと野球部を思い出してしまった。









そして








司会「これより!各クラスの舞台発表を開始いたします!」





本番が来てしまった。




観客はいっぱいで溢れかえっている。




『うわすごい人!』


男「俺らは最後の発表な!少し時間あるから裏で待機!」




心臓がバクバクと鳴るのを必死に抑え裏方の椅子に座った。




男「緊張しすぎだって!」


男「そうそう!俺たちが最初に盛り上げておくからよ!」


『みんな...』


女「Aちゃんはあと5分くらいしたら衣装に着替えてね!ヘアメイクは私するから!」




みんなの優しい笑顔でAの緊張も次第にほぐれる。




『そうよね!みんないるし!』




そう言って立ち上がりみんなで輪になった。




女「絶対成功させよう!」


『「おぉー!!」』







_______



女「そろそろ行こう」


『ええ』




自分たちの舞台発表5分前になった。Aは生徒とともに控え室へ向かう。




『え、これ着るの?』


女「そう!絶対似合うと思って選んだの!」




渡された衣装は青黒い薔薇のついたロングドレス。
結構な露出度で左脚は布の切れ目からバッチリ出ている。胸元もあと少し落ちれば見えてしまうくらいだった。




『す...凄いわねこれ』


女「でしょ?Aが来てる姿楽しみ〜♪」




Aのヘアセットを終えメイクに入る。もともと顔が整っているAなので、そんなに時間はかからなかった。




女「できたー!」




女子生徒はメイクを終えたAを再びステージ裏に連れて行きドレスに着替えさせた。




男「ま...まじ?」


女「これ女の私でもイチコロかも...」




着替え終えたAを見て舞台裏にいたすべての人が集中する。




『へ、変じゃない?』


女「逆に似合いすぎてて怖い」

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友結(プロフ) - 部屋に入るときは「May I come in ?」の方がいいと思いますよ。今後も更新楽しみにしてますね! (2015年8月27日 17時) (レス) id: afe918f5d8 (このIDを非表示/違反報告)
Sum(プロフ) - ユキさん» はい!頑張ります! (2015年8月25日 20時) (レス) id: 3e3b403e1f (このIDを非表示/違反報告)
Sum(プロフ) - yumiさん» ありがとうございますT^T (2015年8月25日 20時) (レス) id: 3e3b403e1f (このIDを非表示/違反報告)
yumi - 続編おめでとうございます!!!!!!合宿お疲れ様です。大会頑張ってください!!!!こらからも、応援してます!!!! (2015年8月25日 18時) (レス) id: f8de35e58a (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 主人公ちゃんかっこよくて憧れます!これからも頑張ってください! (2015年8月23日 0時) (レス) id: 07f3d6bab7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Sum | 作成日時:2015年8月22日 18時

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