番外編３ ページ24
日が経ちあっという間に文化祭当日になった。
女「キャー！Aちゃん最高！」
控え室から女子たちの声が響いた。それを聞いた男子も部屋に入ってくる。
男「うおっ！お前すげーな！」
『あ、あんまり見ないで！恥ずかしいから！』
みんなの視線の先には完璧に男の容姿をしたAの姿。
黒髪の短髪ウィッグをかぶりスーツを着ている。
女「元から顔が整ってるから男装しても全然違和感ないね！かっこよすぎー」
『それは褒めてるのかしら』
ブレザーを整え椅子から立ち上がる。
男「俺男にこんなにトキメいたの初めてだ」
『何言ってんのよ』
文化祭開始のチャイムがなり至る教室から盛り上がる声がか響き渡った。
『さぁ！みんなで頑張るわよ！！』
クラス「おぉー！」
男装した女子と女装した男子が似合わない声を大きくあげなんとも異様な感じとなった。
パンフレットを見たお客さんたちがAのクラスへと次々やってきた。
『ようこそお嬢様方。お席へ案内いたします』
客「なにこの人超カッコいい！」
来た客ほとんどは男装したAの方にくっついていく。
Aはしれっとした顔で男子の役をこなす。
男「くそー！負けてらんねぇぜ」
女装した男子たちも恥ずかしがりながら客の接待へ回った。
客「ねぇ、貴方の名前教えて？」
『俺は一ノ瀬と言います』
客「この後一緒に回らない？」
『残念ですが俺みたいな凡人にお嬢様方の隣を歩く資格はありませんよ』
客「えー？そんな事ないわよ！一緒に行きましょう？」
女「Aー！お客さん来た！」
『はいはーい！』
Aは掴まれていた手を優しく包み込み笑顔を向ける。
『一緒には回れないけど、ここへ来たらいつでもお相手いたしますよ！お嬢様方』
そういってテーブルから離れた。
女性たちはしばらく固まりAの後ろ姿をジッと見つめていた。
女「罪な女ね」
『だってしつこく付きまとわれたら困っちゃうもの』
受付の方へ駆け足で向かい店番の子と話す。
『で、お客さんは？』
女「あの人たち！」
そういって指を刺された先には
『うわ...』
あまり会いたくなかった野球部のメンバーだった。
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友結(プロフ) - 部屋に入るときは「May I come in ?」の方がいいと思いますよ。今後も更新楽しみにしてますね！ (2015年8月27日 17時) (
レス) id: afe918f5d8 (このIDを非表示/違反報告)
Sum(プロフ) - ユキさん» はい！頑張ります！ (2015年8月25日 20時) (レス) id: 3e3b403e1f (このIDを非表示/違反報告)
Sum(プロフ) - ｙｕｍｉさん» ありがとうございますT^T (2015年8月25日 20時) (レス) id: 3e3b403e1f (このIDを非表示/違反報告)
ｙｕｍｉ - 続編おめでとうございます!!!!!!合宿お疲れ様です。大会頑張ってください!!!!こらからも、応援してます!!!! (2015年8月25日 18時) (レス) id: f8de35e58a (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 主人公ちゃんかっこよくて憧れます！これからも頑張ってください！ (2015年8月23日 0時) (レス) id: 07f3d6bab7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Sum | 作成日時：2015年8月22日 18時
