君に､もう1度会いたくて。 ページ12
―僕の親友だった､翔ちゃんは…肺気胸で､この世を去ったのでした。
※
「相葉ちゃーん､ミルクパンを追加で！」
「了解です!!!今から､取りにいってきますね。」
僕の名前は､相葉雅紀。パン屋の店員として､毎日頑張って働いてます。
僕は､高校を卒業してから一人ぼっち。翔ちゃんがいなくなったから。
「…あ､今日は早めで良いですかね？」
「どした。用事､出来たの？」
「いや…今日､翔ちゃんの命日なんで。」
―翔ちゃんの命日には､翔ちゃんのお墓に百合の花を置いていくんだ。
そうすれば､翔ちゃんも…きっと喜んでくれると､僕は思っていたんだ。
「そか､親友だもんな…よし。相葉ちゃん､今日は終わり！」
「え？…ありがとうございます！今日は､早く翔ちゃんに逢えます！」
「良かったな､相葉ちゃん。ほら､行っておいで」
僕は店長に頭を下げて､急いで花屋へ向かった。お目当ては､百合の花。
一番綺麗な百合の花を探して､また走った。お墓まで､あと少しである。
※
「はぁはぁ…ん？誰か､いる…？」
僕が見たのは､翔ちゃんのお墓の前で拝んでいる､少年の姿であった。
いずれにしても､僕の通ってた高校の制服…しかも､見覚えのある顔。
「え？…翔ちゃん､」
「―お久しぶりだね､相葉くん」
僕は､信じられなかったの。まさか､死んだ翔ちゃんだったなんて…。
翔ちゃんはふわふわな髪の毛を揺らして､僕にぎゅっと抱きついた。
「相葉くん…会いたかった､」
「どして､翔ちゃん…？あれ､羽根―」
「うん。俺ね…翔ちゃんに会いに､落ちてきたの」
それは､ケガもあるかもしれない､危険な行為だった。僕は､泣いてた。
翔ちゃんに会えた感動は､僕を「涙の海」に溺れさせていたんだね。
「俺､生まれ変わったら…また相葉くんに､会いに行くから」
「うん！またね､翔ちゃん…っ」
翔ちゃんは羽根を広げて､羽ばたいた。白く綺麗な､百合みたいだった。
微笑んで､僕に「またね」って手を振った。僕も､手を振り返した。
また､君に会えるかな？
会えるなら､僕は君を向かえに行きます。
「ただいま。相葉くん､」
「―おかえり､翔ちゃん…！」
君が生まれ変わったら､僕は会いに行くから。それまで､待っててね。
おかえり､
(天使になった翔ちゃんは､帰ってきた。おかえり､って伝えます。)
さくらばでした*
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革ベルト
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涼野＠愛美(プロフ) - 友達登録したよ☆よろしく！！あとなんか安心したから小説読んでみてねｗｗ (2011年1月28日 16時) (
レス) id: 1d7436abd5 (このIDを非表示/違反報告)
インドア.com。(プロフ) - 了解。それじゃ､これから…こっちでもよろしくね☆ (2011年1月27日 21時) (レス) id: 8baa0b3bc5 (このIDを非表示/違反報告)
インドア.com。(プロフ) - まぃは､インドア.com。でやってるのｗまぁうちそのまんまの名前でしょ← (2011年1月27日 21時) (レス) id: 8baa0b3bc5 (このIDを非表示/違反報告)
インドア.com。(プロフ) - お､愛美ちゃんだｗうちの図書館へようこそ！ (2011年1月27日 21時) (レス) id: 8baa0b3bc5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：櫻丼ぽち。
