ワンコな黄瀬くんは夫であり2児のパパとなりました【黄瀬涼太】

成長する娘と次女 ページ11

娘が寝返りを覚えた。
新たな事を覚えるのは嬉しいが、行動範囲が広くなるから注意して見ないとな…。
我が子の成長は嬉しいものだ。涼太は娘は2人ほしい！なんて、言ってるがそう簡単に行くわけでもないと思う。
それに、二人とも嫁いだら悲しくないのか聞くと琴葉に嫁に行かないでと泣きながら擦り擦りしていた。勿論、迷惑そうな顔をして足で一定の距離を取っていたのは私似で良かったと心から思える。
だが、そんな琴葉も大人しくなる時がある。
涼太が昔の試合のビデオを持ち出して私が柔道をしている姿が映し出された時だ。
『いつ撮った。この、変態犬。』
「わう！！」
「ちょ、ベルまでそっちの味方っスか！？
他にもまだまだあるっスよ！」
『画質が妙に綺麗だが…？』
「高いカメラ買ったんスもん！」
『無駄遣いすんな！あと、ベビー用品買い過ぎだ！』
どれだけ、服あるんだよ…。
「それ、全部悠くんが送ってくれたやつっスよ？」
『神崎が…？まさか、まだ琴葉を嫁に…。』
「それは、ないと思うっス！最近彼女が出来たって言ってたから！」
それなら、良いんだが…。
そして、丁度1歳半の2、3歩歩けるようになった時に私の第二子の妊娠も発覚するというとても嬉しい出来事が起こった。
今度は涼太が名付けるそうだが、くれぐれもキラキラネームにはならないようにしてくれと言った。
長女と次女よ…私は、お前達のパパがアホな事を考えていないか心配だ…。

お姉ちゃんの一歩→←娘はやらんっ！！

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