【黒バス】金髪野郎に言い寄られて困ってる。Part2

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ナ「お礼にキスするって聞いてねーの？」

虹「あー、あれな。聞いてる聞いてる」

ナ「で、今してもらって俺からもした」

虹「おい1回多いじゃねーか」

貴「俺は許可してない」

ナ「それでコイツ照れてたから顔見せろって言ってた」

虹「なるほど、それであの状態か」

ナ「そうそう」

貴「シュウ兄に見られるとかほんと信じらんねぇ、離せ！」

ナ「やだ」

虹「俺には構わなくて良い」

ナ「ほら」

貴「も〜〜顔見せれば良いんだろ〜〜？」

ナ「ああ」

貴「……ほら、これでいいか…」


俺は覆っていた腕を外してナッシュに顔を見せた

絶対真っ赤

ていうか耳と首も真っ赤だと思う

何でキス１つでこんなに照れてるのか全く理解出来ない

あれか、恋人じゃないからか

気持ちの…問題か？

…あれ、ナッシュが何の反応もしない

ナッシュを見ると、ナッシュが俺を見て固まっていた

しかも顔真っ赤にして


貴「なッ、何でてめェが顔赤くして固まってんだよ‼」

ナ「お、お前につられたんだよ！」

貴「意味分かんねぇ離せ金髪野郎‼」

ナ「それ言ったらお前も金髪野郎だろうが‼」

虹「金髪野郎とか久々に聞いた」

貴「シュウ兄助けてよ〜〜…コイツ離してくれないもうやだ顔熱い…」

虹「触らぬ神に祟りなしって言うだろ」

ナ「あ〜〜多分俺、Aが可愛くて死ぬ」

貴「バカな事言ってんなよ…」

虹「しっかし、Aもナッシュと初対面の時から変わったよな。最初は名前じゃなくて金髪野郎って呼んでたし」

貴「……これだけくっつかれればな」

ナ「金髪野郎は盛大なブーメランじゃねーか」

貴「うっせーないい加減離せよ」

ナ「じゃあ最後に聞くが何でキスしていいって言ったんだ？」

貴「…だって初めてじゃねーし、それにお前も前、日本でやっただろ。対して変わんねーと思ったの」

ナ「あの時の俺最高だわ」

貴「最低だよクソ。ほら離せ」

ナ「離さねーとダメか？」

貴「ダメだ」

ナ「仕方ねーな」


やっと解放された

全くもう……

近いんだよ距離が！

あんなにホールドされると思わねーじゃん

キスしたらすぐ離れるつもりだったのに

顔真っ赤なの見られたしあっちも真っ赤で

もう何か色々しんどい

…………でもまあ、感触は良かっ…た……

…何言ってんだよ俺

バカじゃね……

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