【黒バス】金髪野郎に言い寄られて困ってる。Part2

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とりあえずナッシュの連絡先と俺のを交換した

連絡の取り方はシュウ兄とかと一緒だって言われたから多分出来る

………ちょっと喜んでる俺はあの雰囲気に呑まれたのかもしれない


貴「ありがと。じゃあ決まったら連絡ちょうだいね」

ナ「ああ」

貴「……今日はそれなりに楽しかった。おやすみ」

ナ「…俺もだ。おやすみ」


挨拶を交わして別れた

俺は家に入る

このドレス、クリーニング出さないとな〜


貴「ただいまー」

虹「おー、おかえり。遅かったな」

貴「すぐに帰るわけにはいかなくてさ」

虹「…つーか、お前超綺麗だな」

貴「やだなー、知ってるよ」

虹「言うと思った」

貴「聞いてー、さっきナッシュと連絡先交換したんだ」

虹「まだしてなかったのか⁈」

貴「うん。あと化粧落とし貰ったから手伝って」

虹「別に良いけど…つーか絶対もう連絡先交換してんだと思ってた………」

貴「してなかったよ」

虹「あんなに頻繁に会ってるくせに？」

貴「そうなんだよね」

虹「変なとこ抜けてるよな」

貴「そこはお互い様なんだよ」

虹「まあな。で？このドレスはクリーニングして返すのか？」

貴「…あー……っと、それがな…」

虹「……まさか」

貴「そのまさかで…貰いました……」

虹「ばっ、おまっ、マジか⁈」

貴「俺も驚いたわ‼でもナッシュは貰ってくれって言うし…アイツ好みで俺のために作ったやつだから俺以外が着るの嫌だって……」

虹「アイツ…マジか……」

貴「それでお礼したいからって連絡先交換したんだけど…」

虹「はー…なるほどな…」

貴「赤司といい、ナッシュといい、金持ちすごい…」

虹「分かる…よし、化粧落とし完了」

貴「ありがと！」

虹「…そのネックレス、気に入ったのか？」

貴「え？あ、これ？だって絶対高いじゃん…それに嫌いなデザインじゃないから付けてる」

虹「そうか。ナッシュも報われるな」

貴「ナッシュには『悪くない』って言われた」

虹「素直に喜べば良いのに」

貴「アイツはそれで感情表現してるんだよ」

虹「…お前ら随分と仲良くなったな」

貴「は？そうか？」

虹「まあ俺はそう思うけど」

貴「…そうかぁ？」

虹「そんなに首捻らなくても」

貴「いや、だって…なぁ……まあ良いや、風呂入って寝る」

虹「ああ、疲れただろうしさっさと寝ろ」

貴「はーい」

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