【黒バス】金髪野郎に言い寄られて困ってる。Part2

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え、えー、なになに

なんで？何かした？いやしてるけど

その女にスマホを見せられる

あ、コイツも翻訳アプリ使ってんのか


「随分遅い登校ね」

貴「………用事があったんだよ」

「ふーん…まあ良いけど。これ、ナッシュに渡してくれない？」

貴「何これ」


その女に渡されたのは小さい袋だった

見た所ブランド物の…何だろ、アクセサリー…？


「指輪よ。この間はネックレスあげたから次は指輪にしたの」

貴「へー…俺が渡して良いのか？お前が渡せば？」

「ちゃんと私からって言ってくれれば良いわよ。貴方がナッシュの何でもないなら渡せるわよね？」

貴「おう、全然良いぞ。じゃあな」


…何で俺が渡さないといけないんだよ

てめェで渡せよ

でも断ってナッシュとの仲を勘違いされても困るしなぁ

まあ今日帰りに会うしその時に渡せばいいか

その後俺はクラスに戻り、授業を受けた

半分寝ながら授業を受けるがやっぱり体調は悪化する

でも倒れる程ではない

これなら放課後まで持つな…大丈夫そうだ…

そしてやっと放課後

さっさと帰ってナッシュの写真集見よう

…と思ったら、声をかけられた

誰だこの男

クラスメイトか…？

返答に困っていると手を引かれて校舎裏の人気のない所に連れて来られた

このやろッ…！こっちが英語分かんねーからって…！


貴「はな、せ‼」

「おっと」

貴「何勝手に連れてきてんだよ、用件は何だ」

「わあ、それ翻訳アプリ？つーか用件…っていうのは、えーと」

貴「早くしてくれ。人を待たせてる」

「お、俺と付き合ってください！」

貴「無理。じゃ」

「そんな事言わずに！頼む！」

貴「やだってば！お前の顔好みじゃない！」


し、しつこい…

何だこの男！しつこい男は嫌われるぞ！

お前の顔好みじゃないって言ってんだろ！


貴「だから…」

ナ「楽しそうだな」

貴「あれ？ナッシュ」

「ひっ」

ナ「俺のツレに用か？」

「あ、い、いえ！失礼しました‼」

貴「あ、行った。ありがとう」

ナ「お前中々出てこねーから探したぞ」

貴「来てもらったのに待たせてごめんな。告白された」

ナ「見てたから知ってる。体調悪くして倒れてんのかと思って焦った」

貴「違うよ、まだ平気。早く帰ろ？」

ナ「そうだな。シュウが心配する」


2人で車に乗り込み、家まで送ってもらった

ナッシュはすぐ帰ろうとしたけど送ってもらったからお茶くらいどうだと言うと、じゃあ貰う、と言うので家に招いた

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