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貴「灰崎呼んで。会いたい」
緑「嫌なのだよ」
貴「くそ…アイツケータイの番号変えてねーよな…」
緑「待て、ここに呼ぶな」
貴「じゃあどうすれば良いんだ!」
高「お前もよく呼ぼうと思うよな…アイツ不良だろ?青峰に去年のWCで殴られたらしいし、暴力沙汰はよくあったとか聞くし…」
貴「別に不良でも良くない?俺が殴られる事はないと思うし、仮にやられたとしてもやり返す」
高「…そうだった、お前喧嘩強いんだったな」
貴「中学の時ちょっとやんちゃしてたからさー」
緑「俺達が入学してからもやっていたのだよ…虹村さんはしていなかったというのに」
貴「シュウ兄はほら、バスケ部で主将になったからさすがにと思ったんじゃない?俺はそんなのなかったからさ」
高「虹村さん…?」
貴「キセキが1年の時にバスケ部主将やってた俺の兄。まあ血は繋がってないけど」
高「血繋がってねーの?」
貴「俺、養子だからね〜。大体見た目からして日本人じゃねーだろ?」
高「確かにな」
貴「アメリカとドイツのハーフなんだよ?良いでしょ〜、人生の勝ち組って感じしない?」
高「マジ⁈勝ち組って感じするわ…」
緑「おいA、今青峰に話を付けたのだよ。今から来るそうだ。青峰が来てから灰崎を呼べ」
貴「いつの間に…でも呼んでいいんだね⁈わーい!緑間好き‼」
緑「わかったから離れるのだよ」
高「青峰来んの?用事とかねーの?」
緑「用件を話したらすぐ行くと言っていたから多分無いのだよ」
高「なら良いけど。つーかキセキって以外とAに対して甘いよな。青峰が電話してきたのもAがいるからだろ?」
緑「………そんな事ないと思うのだよ」
高「間が…いつもならそんな事でしてこなさそうだしな」
貴「灰崎に電話するー!」
緑「うちには呼ぶなよ‼」
貴「じゃあ近くのコンビニにする」
緑「なら良いのだよ」
俺はケータイを取り出して灰崎に電話をかけた
数回のコールの後に灰崎が出た
『…んだよ』
『番号変わってなかったのか、良かった。お前東京にいんだろ?今から来い』
『はぁ⁈何処にだよ⁈』
『緑間の家の近くのコンビニ』
『何でだよ!つーかお前日本に来てたのか』
『会いたいから。もう帰るけどその前にお前に会いたいな〜』
『はぁ…これが可愛い女だったら良いんだけどな』
『顔は良いぞ』
『顔はな。じゃあ今から行くわ』
『素直だな』
『行かないとどうなるかよく分かってるんで』
『さすが』
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碧夜叉 - 優希♪さん» ありがとうございますー!励みになります! (2017年5月24日 22時) (レス) id: fa67c2696c (このIDを非表示/違反報告)
優希♪(プロフ) - 碧夜叉さん» はい!すごく楽しみにしてます! (2017年5月24日 7時) (レス) id: eb5121b4a2 (このIDを非表示/違反報告)
碧夜叉 - 優希♪さん» 詳しく感想をいただけて嬉しいです!ありがとうございます!これからも更新頑張りますね! (2017年5月24日 7時) (レス) id: fa67c2696c (このIDを非表示/違反報告)
優希♪(プロフ) - 夢主ちゃん、もう無自覚でナッシュの事を異性として好きになってる感じしますね。それか認めたくないだけでしょうか? これからどんな風に話が展開されていくのか楽しみにしてます。 更新頑張ってください♪ (2017年5月23日 8時) (レス) id: eb5121b4a2 (このIDを非表示/違反報告)
碧夜叉 - あずま真太郎さん» 沢山更新出来るように心掛けています!ありがとうございます、これからも頑張らせて頂きます! (2017年5月14日 23時) (レス) id: fa67c2696c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:碧夜叉 | 作成日時:2017年4月22日 1時