20話 ページ22
私達が集まると、金城さんが話し始める。
「今日から箱根学園と合同合宿だ。」
知ってる!この日をどれだけ待ち望んだことか…
「バスの席は、一年が後ろの方、二年が真ん中の辺りに座ってくれ。俺らは前の方に座る。」
あっ、バスは学校が所有してる、小さめのバスで行くんだよ!
金城先輩の話が終わったところで、私はバスに乗ろうとしたが、何やら私の後ろが騒がしい。
私が振り返ると鳴子君と今泉君がじゃんけんをしていた。
『何してるの?』
私がじゃんけんしている二人に、顔をヒョコッと覗かせて聞いてみた。
「今、天ちゃんの隣に誰が座るか決めてたんだよ!僕は最初に負けちゃったけど…」
そんなことで…?
私が不思議に思っていると、じゃんけんの勝負がついたようで、鳴子君が喜んでいた。
「ほな天はわいの隣やな!まな、いこか!」
私は半ば無理矢理バスの中につれていかれて、鳴子君の隣に座らされた。
あっ、前の席には、今泉君と小野田君が座ってるよ!
しばらくすると、バスが動き出した。
※こっから色んなゲームして、バスの中で楽しみます。
『ねぇねぇ、鳴子君。私、ポッキー持ってきたんだけど。』
「おぉ!ええな、ポッキー!わい、一本もろうてええ?」
私はちょっと微笑んで、
『いいけど…
ポッキーゲームしよ?』
「は?」
私、は?って言われたよ?
私だってポッキーゲームのやり方くらい知ってるよ!
あれでしょ?ポッキーの両端をくわえて、折った方が負けってゲームでしょ?←この人キスのこと知らない。ただのゲームだと思ってる。
なんか、前から凄い殺気を感じるけど…特に今泉君から。
「え、ええけど天、ちゃんとポッキーゲームの意味分かっていうてる?」
うん?分かってるよ?
私はポッキーを一本取り出して片方をくわえた。
『ほえ、はあく〜(ほら、早く〜)』
「せ、せやな///(パク」
天)パク
鳴子)パク
天)パク
鳴子)パク
とうとう、残り数cmのところで…
鳴子)ボキッ
『あ〜あ…鳴子君、おっちゃった。…顔手で覆ってどうしたの?』
「な、なんでもないわ!///(いや、天可愛すぎやって…///)」
※そのあと、鳴子は見てた人の殺気で殺されかけました。
『???』
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N.I(プロフ) - 名前変更できるようにして欲しいです! (2021年8月21日 7時) (レス) id: bba4577654 (このIDを非表示/違反報告)
ふぃあろ(プロフ) - ちるせさん» ありがとうございます!更新は二月中旬からしますね! (2021年2月6日 18時) (レス) id: 91505f2211 (このIDを非表示/違反報告)
ちるせ - めっちゃおもろいです! 頑張って早めに更新していただけるとありがたいです (2021年2月6日 13時) (レス) id: ee228eaffb (このIDを非表示/違反報告)
ふぃあろ(プロフ) - もいさん» 了解です!!ありがとうございます!! (2021年1月24日 8時) (レス) id: 91505f2211 (このIDを非表示/違反報告)
もい(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます。続編楽しみです!名前変更出来るとなお楽しく読めると思うのでぜひお願いしたいです。よろしくお願いします! (2021年1月24日 8時) (レス) id: b3db4b2f47 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ふぃあろ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/uekukz/
作成日時:2020年1月13日 3時