勇気をください (ページ14)

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14.自由って難しいページ14

『……ぷっほんとに黄瀬ってなんかセリフがくさいよね？マンガの読みすぎ』

黄瀬「なんでッスかー！てか笑う場面じゃないッスよ？そこはきゅんとかして欲しかったッス」

『はいはい～』

笑心について聞こうとした瞬間妹の叫び声がした

「ぎゃぁぁああああなっななななななんで!! なんでここに!? 」

『……はぁなると思った』

妹は昔から黄瀬涼太の大ファンで私が海常行った時も大騒ぎだった

ちなみに海常高校を受験予定だ

黄瀬「どうもッス！お邪魔してます」

『普通の日本語話せるんだ～』

「おねぇバスケまた始めたの!? もしかしてマネージャー!? えっ付き合ってるの!?」

『質問が多いはじめてないしマネージャーじゃないし付き合って(( 黄瀬「これから付き合う予定ッス」

黄瀬がそんなこと言うもんだからまた大騒ぎをして倒れる妹こうなるのが目に見えてたから妹がいるのやだったんだよな

黄瀬「というかAちゃんやっぱバスケやってたんッスね！」

私がそのまま笑心の話を聞いていると妹が突然テーブルの上に1冊の本をおいた

「はい!! これ見てみてください！」

その本には私の新聞記事や写真などがファイルされている

黄瀬「えっAちゃんて……」

「うちのおねぇ笑心さんと同じ女バス四天王の1人ですよ!! 女バス四天王の＂自由人＂!!」

それを聞いて驚くと同時に笑い出す黄瀬
ほんと失礼なやつだな！

黄瀬「自由人って……合いすぎッス」

「けどおねぇほんとに自由奔放だけどすっごいプレイヤーだったんですよ!! 今じゃこの通りプレイガールですけど～」

これで少しはまともになるかななんて言いながほ部屋に戻っていく妹昔の自分にそっくりだ
あのお調子ものぽいところとか

黄瀬「ご機嫌の時のAちゃんにめっちゃ似てるッスね」

そういう所を黄瀬は見逃さない

『似てないから…… 笑心元気そうならよかった』

黄瀬「なんでバスケやめちゃったんッスか？笑心っちとやってみた感じほんとに上手で驚いたッス」

.

.

.

＂あの人がいないところで優勝したってなんの意味もないねぇ……そうだよね？もう私はバスケ辞める＂

黄瀬「Aちゃん？話聞いてるッスか？」

『あっごめんまぁ色々あったってだけだよんでいつまでここに居座るの？』

黄瀬「それもそーっすね Aちゃんそれじゃまた明日」

『はいはいじゃーね』