しすたーこんぷれっくす！ 1 (ページ7)

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それぞれの学校の選手達が体育館に集い、総司令を務める洛山の白金監督が開会宣言を告げていた。

白「……では、存分に互いの技術を高め合うように。

　ーーーーー何してるんだ赤司………」

『…………………』

白金監督が眉を顰めて此方を見ている。え？なんでこっちを見てるかって？そりゃ……

赤「やっぱりセナちゃんの隣は1番安心するな」

自分のチーム差し置いて何故か誠凛スペースにいるから私の間近にいるから！！っていうかセナちゃん言うな気持ち悪りぃな！！！！

　ほら、周りの人もこっち見てるよ。ここは早くなんとかしないと……

『あの、あなた洛山高校ですよね？ジャージの区別もつかなくなるほど自分のチームも忘れちゃったんですか？洛山はあっちですけど』

とりあえず笑顔で他人行儀……するとコイツは何故か口元に手を当てて顔を赤らめるんだ…

赤「へぇっ！？セナたんが、《あなた》って……/////ふっ、まるで夫婦のような会話じゃあないか！いい！！実にいいぞ！！」

『…………』

もうだめだコイツ……私の手に負えない。
結局コイツは開会式終わるまで私のそばから離れなかった。