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後日 ページ12

「お弁当本当にありがとう…!ごちそう様でした!」

「そ、それは良かったです。」

「君はいいお嫁さんになるよ…。」

「っ!
そ、それより!何故ベッドの上で食べるんですか?」

「あるとも!ベッドの上だと誰かが来ても見えないし、 …こういうことも出来るから、ね!」

「きゃっ!ちょ、誰か来たらどうす…」

「ふふ、大人しく私に委ねなさい」

「せんせ、っ!」

森先生は押し倒したAの頬や額、首筋に唇を落とし始めた。Aは、擽ったいが、声を出せる状況ではないため必死に堪えた。

『せーんせ!』

「「!!」」

『あれ?いなくね?』

扉の開く音がした後、いつもの彼女達の声がした。
Aは声を漏らさないよう手で口を抑えた。

『さっき声がしたと思ったんだけど』

『トイレとか行ったんじゃね?』

『じゃあ待ってようよ』

__マジかーー!!!!!!!
大声で叫びたかったが必死に堪えた。Aは森先生の顔を見た。
ニヤニヤと、よからぬ事を考えている顔だ。嫌な予感がする。

「声、我慢してね。」

小声でそう囁くと、また同じように唇を落とし始めた。今度は腕、手、制服を捲り上げお腹、スカートも捲り太もも、と下へ口付けし始めた。やがて唇も。
見つかったらどうするんだ、あなたの教師生活が終わってしまう!と叫ぼうにも叫べないこの状況がもどかしい。Aは口に当てている手に力を込めた。反対に、森先生はずっと楽しそうだった。


彼女達が昼休みが終わる直前まで帰らなかったため、行為は続き、ベッドから出られず、そのままAは5限目を受けなかった(サボった)。

記憶が残るタイプ→←3



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設定タグ:森鴎外 , 文スト , 短編集   
作品ジャンル:恋愛
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あとり(プロフ) - さらささん» ありがとうございます;;ちょっぴり苦いお話にしちゃってすみません;私の確認不足でした… あああ本当ですか!嬉しいです……!!これからも精進して参ります! (2019年12月15日 19時) (レス) id: e8ffd9f451 (このIDを非表示/違反報告)
さらさ - すてきな話をありがとうございます 森さんも夢主ちゃんもお互いに想いあっているみたいだけど色んな思いが交差してもう一歩踏み出せない感じですね リアル感があってとてもいいです いやあ 作者様の文才がうらやましいです これからも無理のない様に頑張って下さい (2019年12月13日 15時) (レス) id: a0220cc930 (このIDを非表示/違反報告)
あとり(プロフ) - 白しらすさん» ありがとうございます!!とても嬉しいです…! (2019年10月26日 17時) (レス) id: e8ffd9f451 (このIDを非表示/違反報告)
白しらす(プロフ) - ( ゚∀゚):∵グハッ!!かわいい...かわいいぞここの森さん!!!!!好き!!!!!! (2019年10月25日 1時) (レス) id: 71d6bb7d16 (このIDを非表示/違反報告)
あとり(プロフ) - 凛さん» ああああありがとうございます;;上手くかけてるかとても心配だったので嬉しいです;;こちらこそリクエストありがとうございました! (2019年10月18日 21時) (レス) id: e8ffd9f451 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あとり | 作成日時:2019年6月16日 23時

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