211ページ 坂田side ページ30
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殴られる
蹴られる
踏まれる
口を閉ざす
罪を否定し続ける
それは、一晩中続いた
俺は“殺していない”と言い続けた
それでも信じてもらえず、いつしかどうでもよくなった
認めるのは嫌だ
けど否定するのも疲れた
なら話さなければいい
だから俺は、拒まなくなった
逆らわなくなった
みんなにばれてしまったから、みんなの望む坂田ではなくなってしまった
ならいっそ、ここで死んだ方がましだ
日が上ると、彼らは去っていった
倒されていた体を起こすこともなく、そのままでいた
動くことすら疲れてしまった
やることもないし、少し寝よう
ﾄﾞｶﾞｯ!!
坂田「あ"っ！？」
腹を蹴られた衝撃で目を覚ました
そのまま起き上がされて籠に入れられ、何処かに連れていかれる
ぼーっとしていたら籠から連れ出された
うつ向きながらチラリと前を見れば、俺を睨み付けるたくさんの人
『さ、さか……た……』
Aの声がする
でも、反応する気力もない
処刑台の上に連れていかれる
正興さんの声と共に、俺の首に縄が巻かれる
そしてだんだん紐は俺を引っ張っていった
ああ、死ぬんだ
その時、銃声と共に俺を引っ張っていた紐が千切れ、俺は重力のままに倒れていった
俺、落ちるな……
落ちた衝撃を待ったがその前に何かに受け止められた
あ、ちゃげの声や……
よく回らない頭で声の主を思い浮かべる
ちゃげ「さかたん、大丈夫か？逃げるから走るで！！」
坂田「ぁ……う……ん……」
まふの声も聞こえる
人たちをまふが蹴散らしながら逃げた
まふ「A！？」
ぼんやりとした意識の中でAの声を聞いた
あの人の声も
Aが、殺されてしまう
嫌だ
それは嫌だ
次の瞬間、うらさんの大声が聞こえ、いつの間にかちゃげにおんぶされた
ちゃげ「Aっ……」
ちゃげの背で俺はいつしか意識を失っていた
A……お願いやから死なんとって……
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山犬 - ココアさん» お疲れえええええええええ！！！！！ (2019年7月1日 20時) (
レス) id: b8d496b207 (このIDを非表示/違反報告)
ココア - 山犬さん» 久しぶりだよぉぉぉぉぉぉぉこっちもテストさーーーーー 終わったぁぁぁぁぁぁぁー (2019年7月1日 17時) (レス) id: 58cb0365d1 (このIDを非表示/違反報告)
山犬 - ココアさん» あれ、久しぶりのココアだ！一回だけなんじゃああああ！！！！ (2019年6月30日 22時) (レス) id: b8d496b207 (このIDを非表示/違反報告)
山犬 - 楓さん» 教えてくれるかえちゃんがしゅき！！←なるほど……ありがとう！！頑張るよー！！ってことで続編で会おう！！(( (2019年6月30日 22時) (レス) id: b8d496b207 (このIDを非表示/違反報告)
ココア - なんで高評価一回しかできないのぉぉぉぉぉぉぉぉぁぁぁぁぁー (2019年6月30日 21時) (レス) id: 58cb0365d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山犬 | 作成日時：2019年4月1日 11時
