検索窓
今日:7 hit、昨日:18 hit、合計:39,895 hit

最強チーム ページ24

「ん?あれAじゃねーか?」

「本当だ」

「Aー!」

「!ルーシィ!」



ルーシィが声をかけると、キョロキョロしていたAはぱぁっと顔を明るくして駆け寄ってきた。



「やっと見つけた…!帰ってきたらギルドがなかったから焦ったよ!」

「心配かけてごめんね、色々あって」

「ファントムとやり合ったんでしょ?ナツ、よくガジルに勝ったね!ボク驚いたよ!」

「お、オウ!」

「知ってるの?」

「うん、街の人とガジルに聞いた」

「「ガジル?!」」



ガジルの名前を出したら、エルザたちにすごい形相で心配された。


「何もされていないか?!」

「怪我とかしてねーよな!?」

「え、いやいや、何もされてないって!」

「A、ガジルと知り合いだったの?」

「そうだよ。7年前からの付き合い」

「「えーっ!?」」



そ、そんなに驚く事?



「そういえば滅竜魔導士の知り合いがいるって…あれガジルの事だったのね…」

「そ、それより、みんなどこか行くの?」

「あ、あぁ!今から仕事に行くんだ」

「ついさっきね、あたしたち5人でチームを組んだの!チームとしての初仕事よ!」

「チーム!?わぁ…いいね、かっこいい!お似合いだよキミたち!」

「ありがとー!」



ルーシィかわいい!よかったね!



「Aも来るか?お前なら歓迎するぞ」

「そうだ、来いよA!」



エルザとナツから誘われた。行きたいけど、ラクサス探さないといけないしな。



「ごめん、ボクはやめとくよ。ラクサス探さなきゃいけないし」

「!」

「…ラクサスか…」



え、何?なんでいきなり空気が重くなったの?…さてはあのヤロまた何か言ったな。



「…何かあったの?」

「まぁ…ちょっとな」

「……よくわからないけど、気にしない方がいいよ!ラクサスだってきっと本気で言ってるわけじゃないからさ」

「A……うん、ありがとう」



一番表情を曇らせてたルーシィの肩に手を置いて慰める。反応からして、何か言われたのは彼女だろう。



「…なぁ〜、やっぱりラクサスなんかじゃなくてオレたちと仕事行こうぜ」

「え」

「同感だ。A、たまにはいいだろう?」

「い、いやでも、勝手に行ったら怒られそう…」

「…あ、じゃあ勝負して決めようぜ!!」

「はい?!」

「オレが勝ったらオレたちに付き合ってもらう!オレと勝負だ、A!」

「えぇ!?」



右手に炎を纏わせてやる気満々のナツ。
な、なんかラクサスの時とデジャヴ!!

終わり ログインすれば
この作者の新作が読める(完全無料)


←旧友との再会



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (30 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
80人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

- 続きが気になります (2023年3月27日 7時) (レス) @page16 id: 574270cb2a (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - 久しぶりに読んだけどとても面白いです。続きは在りませんか (2022年11月19日 18時) (レス) id: 9084a50d79 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - 続きが読みたいです!更新はないですか? (2022年8月18日 21時) (レス) @page24 id: 9084a50d79 (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - 続きがめちゃくちゃ気になります。 (2019年7月21日 21時) (レス) id: 69b03814fe (このIDを非表示/違反報告)
紫月(プロフ) - 続き気になります! (2019年7月6日 8時) (レス) id: 1809d36fc7 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:世奈 | 作成日時:2019年1月3日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。