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愛病 百十二話 ページ12

二人を起こしたあと、先生が任務を言い渡すと、みんなは後ろの穴から兄さんを追いかけていった

奈良君は嫌々だったけどね

「奴らだけで大丈夫か?」

「...パックンをつけてる、まずは大丈夫だ...深追いさえしなけりゃな...」

......大丈夫かな、みんな

ううん、みんなならきっと大丈夫よ

すっごい嫌そうな顔してたけど、奈良君もやるときはやる人だもん

「ツバサ、ここはもう俺たちだけで大丈夫だ。次から次へ悪いが彼奴らを追ってくれ、お前なら追いつけるはずだ」

最後の一人を仕留めると、先生は私のところへ来てそう言った

「しかし、瞬身ならまだしも、あの避雷針の術を一人でやってのけるとは、お互い優秀な部下を持ったな、カカシ」

それから"そうでしょ、うちのツバサはねー"なんて言って自慢話を始める先生

「せっ先生、そういった話は本人がいない場所で...?!」

恥ずかしくなって思わず先生を止めようとした

そのときだった

「へ?」

突如、目の前にいた先生たちの姿が消える

かと思えば、私の前には何処か見覚えのある顔の男の人が二人立っていた









「...イオリ?イオリなのか...?」

私を見てそう呟く青い鎧を纏う男の人

こ、この人は確か二代目火影の...!

「ツバサ?!何故、お主がここに...」

暫く訳が分からず固まっていると、後ろから名を呼ばれ私はそちらを振り向く

「火影様?!」

なんと私の名を呼んだのは火影様だったのだ

そんな..じゃあ...まさかここは....

「こんにちは、ツバサちゃん、また会えて嬉しいわ」

お、大蛇丸!

私は咄嗟に刀を構える









「お主は下がっておれ!ツバサ、何故ここに!」

そんな私を庇うようにして火影様が前に立つ

「わっ私にも何が何だか...」

「呼んだのよ、避雷針の術でね」

「「?!」」

呼んだ?避雷針の術で?

一体、誰が、何時?

「正確に言うと、呼んでもらったの。二代目様にね」

二代目様が私を?

でも、マーキングを着けられた覚えはない

「あら?気付いてなかったのね、そこよ、そこ」

そう言ってある場所を指差す大蛇丸

その指先を辿って、私は視線をそこへ向けた

「........?!」

すると、驚くことに刀の鞘に小さなマーキングが施されていた

き、気が付かなかった...

でも、どうして二代目様のマーキングが、こんな場所に...

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設定タグ:はたけカカシ , うちはサスケ,うちはイタチ , NARUTO   
作品ジャンル:アニメ
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狗犬(プロフ) - あやさん» 有難うございます。そう言ってもらえて嬉しいです、今学業に力を入れている為更新が厳しい状況となっていますが、落ち着いたら頑張って更新致しますので宜しくお願いします! (10月2日 21時) (レス) id: c4cd770524 (このIDを非表示/違反報告)
あや - 是非とも続き読みたいです! (10月2日 20時) (レス) id: f6af94ada0 (このIDを非表示/違反報告)
狗犬(プロフ) - りなーるさん» コメント有難うございます!いま、ネタを収集している最中ですので、暫くお待ちください。 (2023年4月2日 23時) (レス) id: c4cd770524 (このIDを非表示/違反報告)
りなーる(プロフ) - 更新めちゃくちゃ楽しみにしてます!! (2023年4月2日 20時) (レス) @page45 id: fcaf0d8ff7 (このIDを非表示/違反報告)
狗犬(プロフ) - ミミさん» コメント有難うございます!中々、更新出来ずじまいで、すみません。更新頑張りますので、これからもよろしくお願いします! (2022年2月18日 9時) (レス) id: 53877cb946 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:狗犬 | 作成日時:2021年4月23日 21時

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