愛病 百十一話 ページ11
この騒動が大蛇丸の仕業だということは分かった
けれど、狙いは一体何なの
兄さんを連れ去りに？
いや、それだったら真っ先に兄さんのところへ行く筈
火影様を連れ去ったということは、少なからず今は兄さん目的じゃなさそうね
｢サクラ！ツバサ！｣
｢｢!!｣｣
｢下忍合否のサバイバル演習で幻術を教えた甲斐があったよ、サクラにはやはり幻術の才能がある。ツバサに至っては紅に教えて貰ってたみたいだしね｣
｢幻術を解いてナルトとシカマルを起こせ！久々の任務だ、ナルトも喜ぶだろーよ｣
｢ど...どんな任務....？｣
｢波の国以来のＡランク任務だ!!｣
サクラちゃんがどんな任務かと問うと、先生はそう答えた
｢...先生!!こんな状況で....Ａランク任務って一体、何をすんのよ...?!｣
｢サスケは砂の我愛羅たちを追ってる、サクラ...お前はナルトとシカマルの幻術を解いてサスケの後を追跡しろ｣
サクラちゃんにそう言った後、先生は私の方を向く
｢心苦しいがツバサは此処に残って、俺たちとこいつらの相手をしてくれ｣
｢分かりました｣
この人数相手に幾ら上忍である先生二人でも、流石にキツいもんね
｢で...でもそれだったら...いのやチョージも起こして大勢で！ツバサもいないわけだし！｣
恐らく既に里内には砂や音の忍、かなりの数が入り込んでおり
基本小隊である四人以上での行動は迅速さを失い、敵から身を隠すのが難しくなると先生は言った
じゃあ、あとのもう一人は？
そう思っていた矢先、先生が術で何かを口寄せする
その何かというのは、小さなワンちゃんだった
か、可愛い...
｢よし！サクラはナルトを、ツバサはシカマルの幻術を解け！｣
先生の指示を聞いたあと、私は頷き特注クナイを投げ
｢飛ぶよ！避雷針の術！｣
サクラちゃんの肩に手を置き、クナイの投げた方、うずまき君と奈良君のところへ飛んだ
｢え?!なに、一瞬で...どーゆこと?!｣
｢説明はあと、まずは二人の幻術を解こう！｣
そして、私はそう言って、奈良君の元へ駆け寄った
ゴソゴソ...ゴソゴソ...
...え
｢な、奈良君...も...もしかして....｣
...まさか初めから起きて
｢いってー!!｣
パックンに足を噛まれ飛び起きる奈良君
や、やっぱり起きてた
｢どうして寝たフリなんか...｣
｢...フン、巻き添えはごめんだ！オレはやだぜ...サスケなんて知ったこっちゃ.......いってー!!｣
奈良君はまたパックンに噛まれ、本日二度目の悲鳴をあげた
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狗犬(プロフ) - あやさん» 有難うございます。そう言ってもらえて嬉しいです、今学業に力を入れている為更新が厳しい状況となっていますが、落ち着いたら頑張って更新致しますので宜しくお願いします！ (10月2日 21時) (
レス) id: c4cd770524 (このIDを非表示/違反報告)
あや - 是非とも続き読みたいです！ (10月2日 20時) (レス) id: f6af94ada0 (このIDを非表示/違反報告)
狗犬(プロフ) - りなーるさん» コメント有難うございます！いま、ネタを収集している最中ですので、暫くお待ちください。 (2023年4月2日 23時) (レス) id: c4cd770524 (このIDを非表示/違反報告)
りなーる(プロフ) - 更新めちゃくちゃ楽しみにしてます！！ (2023年4月2日 20時) (レス) @page45 id: fcaf0d8ff7 (このIDを非表示/違反報告)
狗犬(プロフ) - ミミさん» コメント有難うございます！中々、更新出来ずじまいで、すみません。更新頑張りますので、これからもよろしくお願いします！ (2022年2月18日 9時) (レス) id: 53877cb946 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：狗犬 | 作成日時：2021年4月23日 21時
