執事は愛される【瀬名泉】 ページ28
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「泉くんは私の方がいいよね？」
「えっ、私だよねー？」
「あはは……」
本当、ブスが近づいてこないで欲しいんですけどぉ……。
学院を卒業し、本格的にKnightsの芸能活動が始まった。
まだ、かさくんは卒業していないし、今は売り出し中でほとんどソロの仕事。
やっぱり、俺の美貌は凄いし？まあ色んな女が近づいてくるけど、興味もないしウザイ。
一応芸歴ではあっちの方が長いし有名だし、気を遣わなくてはいけない。
しかも、今ドラマで共演しているこの2人はやっぱり若い俺と付き合いたいみたいで、いつも2人で俺を挟んで張り合っている。
ほんと、チョ〜うざぁい。
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大きなため息を吐きながら、家の扉を開けるといつも通り彼が待っていた。
『お帰りなさいませ』
「そういう敬語いらないから」
『……気分が悪そうですが、何かあったのですか』
「あんたには一生わからない」
相変わらず、Aは俺の執事として働いている。
敬語で真顔のまま。あの事件での笑顔はなんだったのか。
打ち上げに連れていかれ、酒を飲まされてる中、またこの2人がでかい肉の塊を腕に寄せながら言ってくる。
「ねえねえ、泉くんは年上派？年下派？」
「年下」
俺がそう応えると、あからさまに嫌そうな顔をした。
そういえば、こいつら2人とも年上だったっけ……。
「もう1杯飲もうよ？」
「私もう目眩が……。泉くんのおうち行ってもいい？」
うるさいなぁ……。
ずっと同じ笑顔を顔に貼り付けるのも疲れてくるんですけどぉ。
結局、二人を介抱するためにマネージャーと共にホテルに行った。
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最悪。
介抱した後、さっさと家に帰りたかったのに、マネージャー達が無駄に話しかけてくるせいで結局朝帰りになった。
『お帰りなさいませ』
いつも通り、扉を開けると彼が立っている。
この光景を見ると、なんだか心が温まる。
「今日の仕事は？」
『午後からKnightsの方々と顔合わせですよ』
「あぁー、頭痛い。ガンガンする……」
大丈夫ですか、と俺の背中をさりげなく撫でてくるA。
昔とは大違いだ。
昔だったら「大変ですね」の一言だけだっただろうねぇ……。
「ほんっと、疲れた」
『…………お遊びは程々にした方が良いですよ』
「はぁ？仕事だけど」
後に、この言葉の意味を知ることになるなんて、思いもしなかった……。
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どぽぽ２(プロフ) - apipeさん» 了解です！！ (2019年8月8日 21時) (
レス) id: 7f61df18d8 (このIDを非表示/違反報告)
apipe - 宗さんとみかちがいいですか！ (2019年8月8日 20時) (レス) id: 6a53dc23ed (このIDを非表示/違反報告)
どぽぽ２(プロフ) - apipeさん» キャラ誰がいいですか？？ (2019年8月8日 16時) (レス) id: 7f61df18d8 (このIDを非表示/違反報告)
どぽぽ２(プロフ) - apipeさん» 分かりました！リクエストありがとうございます^^* (2019年8月6日 7時) (レス) id: 7f61df18d8 (このIDを非表示/違反報告)
apipe - ２人が夢主が好きで夢主にアピールしてるのに全然きずかないのが見たいです。 (2019年8月5日 23時) (レス) id: 6a53dc23ed (このIDを非表示/違反報告)
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