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朝。
『……もうちょっと、ステップは早めの方がいいと思いますね』
「えっ、Aくん！？は、早いね！」
教室に、少し早めに訪れると彼らの特別ステージが出来ている。
俺は、いつも廊下でそれを聞くのを少し楽しみにしていたが、小さな窓から彼らのダンスを見て少し思ったので口出ししてみた。
すると、四人とも俺の存在に気づいていなかったのか、驚いた表情でこちらを見る。
「A、来ていたのか。ステップとはどこのことだ？」
『曲の前奏部分の激しいダンスからゆっくりになる……そう、そこです』
楽譜を見つめながら、問題点を教える。
すると、氷鷹くんは「確かに」と納得しながら感謝してきた。
そんな、大したこと言ってないけど……。
『朝早くから凄いね。机を全部後ろに下げるとか大変そう』
「まあ、確かにそうだけど、時間もないし校内通貨もかからないからここが一番いいんだよな」
衣更くんは一人別のクラスだったな。
しかも彼は生徒会の仕事もあるから、Trickstarとしての練習の時間が中々なさそう。
でも、器用だから練習をしなくてもそれなりには着いていけるだろう。
『実は、いつも楽しみに聞いていたんです』
「ええっ、全然分からなかった……」
「じゃあバキさん、中に来て見てよ！せっかく聞くならこっちの方が良く聞こえるしねー」
俺がいたら集中力が切れてしまうかも、と思っいた。
しかし、彼らは観客が一人でもいた方が本番と同じように緊張感が出て集中できるだろうと判断したみたい。
「さっきみたいに、ミスを教えてくれた方がいいよな」
「ああ。俺も助かる」
『よかった。お節介じゃなくて』
微笑ましく話したあと、もうすぐで生徒たちが入ってくると思い、片付けをしようとした。
すると、その時、俺の名前が聞こえた。
「A殿、少しよろしいであるか」
『えっ、うん。いいですよ』
Trickstarの皆には『片付け手伝えなくてごめん』と伝え、彼の元へ向かう。
朝だと言うのに、荷物は既に片付けており、準備万端、という格好。
名前は確か、同じクラスの神崎颯馬くんだったはず。
「鬼龍殿と我が少しA殿に頼みたいことがある……鬼龍殿！！」
「よく呼んでくれたな、神崎。あと、お前も来てくれてありがとな、A」
．
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どぽぽ２(プロフ) - 那生さん» ありがとうございます！！他の作品も応援して下さりありがとうございます^^*これからもよろしくお願いします！！ (2020年1月6日 11時) (
レス) id: 7f61df18d8 (このIDを非表示/違反報告)
那生 - 完結おめでとうございます!!!すごい面白いかったでござる!!!他の作品も頑張ってください!!応援しているでござる!!! (2020年1月6日 9時) (レス) id: 64fc749647 (このIDを非表示/違反報告)
どぽぽ２(プロフ) - 名無しさん» アリガトウゴザイマス。 (2019年9月5日 21時) (レス) id: 7f61df18d8 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - カンケツオメデトウゴザイマス。 (2019年9月5日 21時) (レス) id: 4e31eec717 (このIDを非表示/違反報告)
どぽぽ２(プロフ) - 四面楚歌さん» 面白いと言って貰える作品を作ることができて、嬉しいです！今まで読んでくださりありがとうございました！！！ (2019年9月2日 16時) (レス) id: 7f61df18d8 (このIDを非表示/違反報告)
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