顔に出ない人程怖いものは無い ページ9
宿に着くと近くの体育館ではバッシュの音や声が聞こえてくる
虹村「よし、全員降りたな。あ、柴田はどうする?宿同じだけど荷物置いていくのか?」
「えっと、……」
すると向こうから今吉先輩が走ってくる
「ヒッ……すみません!!!今吉先輩ほんとすみませんごめんなさい!!!!!!!もう二度と寝坊しませんのでお許しを」
今吉「なんやぁそない謝られたらワシが怖い人みたいやろ?」
(顔がいつも通りの笑顔で逆に怖い…)
今吉「あっ、虹村。悪かったのぉうちのマネージャーが」
虹村「いや、良いんですよ。今日の練習試合よろしくお願いします」
今吉「よろしゅーな。あ、柴田は部屋案内しなあかんな着いておいでや」
(し、しばた!?今苗字呼び捨て!?!?えっいつも下の名前なのに、え!?)
私は虹村さん達一同に礼をすると今吉先輩に着いていく
虹村「アイツ、顔真っ青だったな」
赤司「そう、ですね…」
今吉「ここが部屋な、まぁ女子は自分一人やさかい
一人部屋や好きなように使い」
「はっ、はい!!」
今吉「んで、こっからが本題やけど」
私は畳の上にすぐ正座した
今吉「まぁ、エラい反省してるみたいやからとやかく言うつもりはないけど」
「は、はい……」
今吉先輩はジリジリと追い詰めてくる
今吉「今回はぐーぜん帝光さんと合同でぐーぜんバスに乗れたからよかったけど」
「はいっ……」
ついに後ろは壁だ……
今吉「次は……許さんで?」
(ヒイイイイイこわっ……目が開いてる…ヒィ)
花宮「その辺にしといてやってください」
今吉「んーそうかぁ?」
「花宮君……」
花宮「ったく自業自得なのは分かりきってるが、そんなに震えるなよ」
今吉「えっ?!いや、ホンマや!なんかごめんな!
そこまでビビらせるつもりはなかってん!」
「だ、大丈夫です涙」
今吉「え、いや泣かんといて泣かんといて!!これ立案したの花宮やねん!!」
花宮「はっ?!冗談で言ったのにノリノリでやるって言ったのあんたでしょ!」
「すびまぜグスンッ」
今吉「あーそない泣いたら目腫れるで……」
「はなみゃグスンッ君これグスンッ」
花宮「んだこれ、ってカカオ100%DX……////」
今吉「なに嬉しそーにしてんねん!とりあえず泣き止ませるの手伝ってや!!」
花宮「あっ、あぁ」
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シオン(プロフ) - 凛さん» 感想ありがとうございます!!!!読んでて嬉しくてちょっと笑ってしまいました!!皆様の希望に添えて書こうかな?って考えてます!!是非お楽しみに!!!!(*´ω`*) (2020年1月7日 16時) (レス) id: 96a1719a38 (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - あこさん» ありがとうございます!是非お楽しみに!!!! (2020年1月7日 16時) (レス) id: 96a1719a38 (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - お疲れ様でした!初めて感想を送らせていただきます。ぜひ続編も書いてほしいです。楽しみにしてます(*´∇`*)本当に面白くて、通知が来たらすぐこの作品かなと思って確かめに急いで確認するほどです。是非ぜひ続編もお願いしたいですよろしくお願いします!! (2020年1月7日 9時) (レス) id: 92ee7cee79 (このIDを非表示/違反報告)
あこ(プロフ) - お疲れさまでした!!!続編も楽しみに待ってます!!笑((((*゜▽゜*)))) (2020年1月7日 3時) (レス) id: 8776df8bdd (このIDを非表示/違反報告)
あこ(プロフ) - うわぁ!!!!とうとう卒業してしまいましたね!!!これからがめっちゃ楽しみです!!!(●´∀`●) (2020年1月6日 3時) (レス) id: 8776df8bdd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シオン | 作成日時:2019年12月25日 17時