腹黒コンビは別々だけど相も変わらず

え？早くない？ねぇ！？ ページ34

そして最後の解散も終え

｢ｸﾞｽﾝｯ……ｸﾞﾋﾟｯ｣

花宮｢ったく、いつまで泣いてんだよ｣

｢だって、今吉先輩今日で最後だし……受験だし…ﾊｯ今吉先輩!!どこの高校行くんですか！！｣

今吉｢ん？あ〜桐皇ってとこ行こうかなって思ってんねん｣

｢桐皇？桐皇高校？とうおう？？？｣

今吉｢前まではそないバスケに力入れてなかったんやけど最近エラい力入れてるみたいでな、性に合いそうやからそこにしてん｣

｢私も行きます！！！！今吉先輩について行きます！！勿論花宮君も！！｣

花宮｢あ？！行くわけねーだろバーカ!!｣

｢な、な、なんでっ！｣

花宮｢つーか俺もう決めてるし｣

｢え"｣

今吉｢そーなん？花宮!!どこ行くん？｣

花宮｢言いませんよ｣

今吉｢そない冷たいこと言わんで〜や〜｣

花宮｢バカなAならまだしも、アンタに言ったら
絶対面倒なことになるから｣

｢そうなんですか？先輩｣

今吉｢ワシに聞かんといてっ！？まぁ、大方偏差値高い霧崎とかその辺やろ｣

花宮(はっ！？なんで数ある高校の中でドンピシャで当ててくんだよコイツ……ｺﾜｯ)

｢きりさき？？？ジャック？｣

花宮｢馬鹿か｣

今吉｢アホやな｣

｢ぇぇえええ｣

私は進路に焦りを感じた





そして冬休み後半には部内でお疲れ会を開催するということで焼肉食べ放題に来た

｢んんん〜〜美味しい〜♡｣

今吉｢ほら、これも食べ？｣

花宮｢これもやるよ｣

｢ありがとうございます｣

全(まるで保護者だ……)

｢ﾊｯ!!いやいや！私だけじゃなく今吉先輩も食べてください！！！｣

今吉｢ええよええよ〜ワシも十分食ってるし｣

｢でも最後なのに……｣

今吉｢辛気臭いのは性に合わんからそない暗い顔せんといて〜や！それに焼肉くらいいつでも連れてったるやん｣

｢ホントですか？！やったね！花宮君！｣

花宮｢はぁ？なんで俺も行く事になってんだよ。｣

今吉｢あっ、花宮と来るんか？そりゃあ楽しみやなぁ｣

花宮｢ﾋｯ(こっち見んな妖怪!!!)｣

今吉｢え？なんか言うた？｣

花宮｢なんにも言ってねーーよ！！！｣

私達もすぐに3年です！！せんぱぁぁい！！！→←悔いはあるけど仕方ない

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