腹黒コンビと何故か仲良くなってしまった

そんなに驚きます？！ ページ36

私は虹村さんとの電話を終え教室に戻っている途中でチャイムが鳴ったので早足で教室に戻り再び教科書と睨めっこしていた









放課後

花宮｢柴田さん。部活今日休みだけどどうする？｣

｢えっと、とりあえず今吉先輩にちょっとお話があるので、、えっと｣

花宮｢なら一緒に行きましょうか僕も話したい事が
あったので｣

｢うん！｣









私は今吉先輩にメールをするとミーティングルームで待っててくれとのことで私と花宮君はミーティングルームで待つことにした


花宮君は私と二人きりになると豹変？いや素に戻り
いつもの口調や態度に急に変わる

まぁこれも慣れてしまい今じゃ特になんとも思わない訳だが

花宮｢そーいえばお前いつも昼休みどこいってんだよ｣

｢あぁ、屋上で数学の勉強してるの！｣

花宮｢Aが居ねぇせーで、あの集団が近くで騒いでてうぜーんだよなぁ｣

｢そ、そうなの？｣

花宮｢まっ、良い子ちゃんばかりのクラスだったら
反吐が出るからマシだが、近くでアピってくる馬鹿女達もうぜぇ｣

｢花宮君外面は良いもんねっ！｣

花宮｢あぁ？あたりめーだろ｣

すると今吉先輩が入ってきた

今吉｢おーすまんすまん待たせてもーて｣

｢いえいえ！そんな待ってないので！｣

今吉｢それで？どないしたん？｣

｢実は帝光の虹村さんが夏休み練習試合出来ないかって聞かれまして｣

今吉.花宮｢はっ？｣

今吉｢え？待って待って？Aちゃん虹村修造の事
言うとる？しかも帝光？え？｣

｢はい！帝光中学校バスケ部虹村修造です！｣

今吉｢え、あの1年で期待されてるかなんかの、え？｣

｢実は前の土曜日ちょっと色々あって仲良くなりまして｣

今吉｢やるなぁ。まぁ夏休みは色んなとこと練習試合組む予定やったからむしろウェルカムや。まだ予定は組んでないからいつでもと言うといてくれるか？｣

｢分かりました！｣

今吉｢それで花宮はどないしたん？｣

花宮｢柴田が既に赤点取りそうだから対策。｣

｢えっ！！な、なぜそれを！！｣

花宮｢お前が教室いない間アイツらが机の中漁ってたぞ。まぁ俺が教室から出てたから見られてないとでも思ってたんだろーが、｣

｢マジですか｣

花宮｢んで、前の実テの結果俺の机の上に置きっぱにされてたから見た｣

｢ぇぇぇぇぇぇ｣

今吉｢で、赤点ってなんの科目？｣

花宮｢英語と数学。1桁｣

だって苦手なんだもん→←めっちゃ頭良い…私の周りの人はみんな頭いいのか

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す