【黒バス】ドSにご招待されました【赤司征十郎】

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帝光中学校に着くとすでに何人か人がいて






｢ ねえ、あの黄色い髪の毛の人イケメン！！ ｣




｢ ホントだ…！かっこいい！！ ｣






涼太に視線を向ける女子が多い



寝癖がついてもイケメンはイケメンなのね



てかまずアンタら涼太に寝癖ついてるの気づいてるのかな






｢ A、どうかした？ ｣




｢ …いや？ただ涼太が女の子をたぶらかさないことを願ってた ｣




｢ いやいやいや、なんで俺がそんなことしなきゃいけないわけ？ ｣






コイツ、無自覚か






だんだん混んできたので涼太に手を引っ張られながら進んでいくうちにいろんな人にぶつかる



ごめんなさい、と何度言ったことか




そして最終的に誰かの足に躓いて誰かにぶつかった





その拍子に涼太と手を繋いでいたはずの右手がフリー状態




涼太とは離れ離れに





｢ はわわわわえっとごめんなさいいいいいい ｣






とりあえずぶつかった人がわからないから少し大きめの声で謝ると目の前にいた人が手を差し出してくれた





｢ 大丈夫かい？ ｣



｢ え、あ、はい… ｣






手を差し出してくれた人は赤い髪の毛でどことなく王子様オーラが感じられる



涼太と同じぐらい、いや、それ以上のイケメン臭がする



とりあえずその人の手をとる





｢ だいぶ混んでいるね ｣



｢ そうですね…あっ、手ありがとうございます！ ｣



｢ いや、脚くじかなかったかい？ ｣



｢ ただ転んだだけ、かな？ ｣





少し照れ笑いしながら答える



彼はとてもいい人そうだ



なんか、とてもイケメン、てか私の好きなタイプの声だし！





｢ 君、名前は？ ｣



｢ 中村A、気軽にAって呼んでくれると嬉しいかも ｣





まあ、気軽に呼んでっていうのはあのイケボに名前呼ばれたいだけなんだけども！←





｢ オレは赤司征十郎。よろしくね、A ｣



｢ えっと、征十郎君でいいかな？こちらこそよろしく！！ ｣



｢ 征十郎でいいよ ｣






そのイケメンスマイルにガチめに惚れそうになった

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