[マギ・トリップ]イツメンで異世界に行った訳だがどうしたら良いのだろうか？ (ページ5)

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1夜ページ5

Side『鳴海礼』

それは、突然起こった。

レイ「うん。これは一体どういうことかな？」

現在、重力に従って急降下中。

意味わかんないよね、僕もだよ。

それは、イツメンの柚、響菜、春香と学校から帰っている途中の事だった。
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日本は暑い夏の時期だった。

遠くの景色が揺れていた。

陽炎だと思っていたが、それがだんだん近づいてきた。

此方は全く動いていないが、陽炎が近づくはずがない。

ゆらゆら揺れているその中は、此処とは違う景色だった。

黒い空と赤い地面。

それが見えた、一瞬だけ。

直後、僕は意識を失った。
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目が覚めると服が違った。

学校の制服だったのに和服に変わっている。

今此処に居るのは僕だけ。

ね、意味分かんないよ…。

「あーあ、めんどくさいなぁ。」

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「うわっ…」

地面が見えたと思ったらいきなり放り出されたんですが…

腰が痛い…

「…なんだ此処？って、あれ？」

立ち上がって違和感。

いつもより目線が高い？

手の形が違う…それに、胸が無い。

下半身を確認。

「あれ？男になってる？」

…まあいいか。

ところで此処はどこだろうか？

見たところ街のようだが人がいない。

中心部に大きな塔がある。

んんー？

「…考えても分かんないし、行こう。」

そのうち皆来るだろう。

…まあ、同じ場所にいればだけど。