誠の旗の元で。続

五拾壱 ページ2

土「体調戻ったか！」





あの後、ご飯を作るのを手伝ってもらい、無事完成





朝ご飯を作り終わり、みんなの元へ戻った





貴「はい！おかげ様で！」





山「良かったです。2人でおひたしなんて作られたら溜まったもんじゃないですしね」




そういうと山南さんは一くんと総くんを見つめた





手伝ってもらった際、一くんと総くんは何も手をつけさせてもらえず…





沖「一くんが手際が悪いから」





斉「お前が手をかけさせるからだ」




罪をなすりつけ合い続けている





原「ま、Aがいてくれて助かったってことだな」




新「命拾いしたぜ」




沖「そこまで無いでしょ？みんな大げさなんだから」




斉「ひどいのは総司だけだ」





沖「僕ひとりになすりつけないでくれるかな」




貴「もう！二人まとめて面倒みるから喧嘩しない！」




龍「かっこいいけどな…」




原「勘違いするぞ…気をつけろよ」




貴「へ？」





斉「食事は確かにどうしようもないところがある…」




沖「じゃ、一生面倒見てねっ」




貴「えっ…？あ、そういう意味で言ったんじゃ…うんまぁ、総くんは弟としか思えない〜」





沖「えー…一くんは？」




貴「んー…慕ってる存在ではありますなぁ……」




斉「そうか…では、飯の方、よろしく頼む」




原「斉藤…色んな意味で鈍感だな」




沖「どっちの意味わかってないの？ほんとにすごいね」





貴「ははは…」




多分今のでみんなにバレてしまった




もっと前からバレていたのかもしれない




斉「どういう意味もないだろう…」




貴「えーもう一くん喋らないで。わからなくなっちゃう」




斉「何故…」




貴「どっちなのー？もー」




土「さっさと飯済ませろ…今日もたくさん仕事があるんだぞ」





土方さんのひとことでやっとみんなが静かにご飯を食べだした





一くんは…気づいてるの？気づいてないの？





…まぁ、気づいてないよね。あの鈍感さは。

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