丗伍 ページ36
土「A」
貴「はい！おはようございます!!」
朝ご飯を食べ終え、部屋に戻る途中に、土方さんとすれ違った
土「頼みたい事がある」
いつにもまして真剣な様子で頼んできた
貴「なんでしょう？」
土「昨日、芹沢さんに舞妓の髪を切れと命令された」
貴「…切ったんですか？」
土「あの時、髪を切ってなかったら別のところを切るようになったかもな」
と言いながら首に親指をそわせた
貴「芹沢さんですもんね。
そうですよね…」
でも、髪を切ったら、座敷に出れない
土「…それで、頼みなんだが、壬生浪士組として、謝罪をしてきて欲しい」
貴「私がですか？」
土「お前になら、彼女苦しみがわかるんだろう？」
貴「まぁ…そうですけど……」
土「お前が勤めていたところの娘だ。
小春」
貴「…小春！？」
そんな…
1番可愛がってきた
1番仲の良かった舞妓のだった
貴「行きます。行かせてください」
土「頼む」
――――――――――――
―――――――――
――――――
貴「小春って子、お願いできますか？」
女「今、あの子は諸事情で座敷にでれんのどす…」
貴「髪…でしょう？
先日は失礼致しました。
お詫びをしたくて、座敷、貸していただけますか？」
女「へぇ」
会わせてもらえるようだ
久しぶりに会うなぁ
そんなことを考えながら座敷で小春を待っていた
小春「こんな姿ですんまへん
小春どす」
貴「…いえ、悪いのはこちらですから」
小春は座敷に入ってくると、私と距離を置き、座った
貴「怖いよね。でも、
うちのこと覚えてへんやろか」
小春「…？はじめましてやないどすか？」
貴「この姿やったら、はじめましてやなぁ」
昔、舞妓だった頃の髪に結って見せた
小春「…姐さん!!」
貴「しっ…
これは内緒事や。ここにはおったらあかん身やの、知っとるやろ？」
小春「すんまへん…でも……」
貴「あの後、引き取られてたんよ。
芹沢さんに」
小春「…大変やないどすか？」
貴「いや、あんたの方こそ…
こんな思いさせて…結局守れてへんやんな……」
小春「姐さんは悪くない！」
貴「でも、責任とってこいって、言われてん」
もうどうやって責任をとるかは決めていた
私は小刀を抜いた
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はうる(プロフ) - 斎藤ようこちゃんさん» ようこちゃんの作品、読ませていただきましたが駄作だなんて…そんなことないですよ！自信を持ってください!! (2016年1月16日 22時) (
レス) id: c05c22baf0 (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - 自分の駄作より、貴女の立派な作品を読んだ方が、凄く良いです。 (2016年1月2日 9時) (レス) id: d565c49c24 (このIDを非表示/違反報告)
はうる(プロフ) - 斎藤ようこちゃんさん» あけましておめでとうございます!!よくコメントしてくださってるので嬉しいです!!今年もよろしくお願いします!! (2016年1月2日 9時) (レス) id: c05c22baf0 (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - あけましておめでとうございます。 (2016年1月2日 9時) (レス) id: d565c49c24 (このIDを非表示/違反報告)
はうる(プロフ) - ゆきにょさん» ありがとうございます!!褒めて頂いてとても嬉しいです!!更新もっと頑張ります!! (2015年12月14日 20時) (レス) id: c05c22baf0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はうる | 作成日時：2015年11月28日 11時
