その三人、救済 【あんスタ】

天咲彩乃 生誕祭 ページ13

彩乃、Happy Birthday！
＿＿＿＿＿＿


「もう二月も終わりか〜。…早いなぁ」


カレンダーを見ながら、そう呟く。

因みに本日2月22日はわたし天咲彩乃の誕生日なんですが、なんだかんだ言い出せず、遂にもう今日が終わる時間まで来てしまった

だってさ〜？只でさえAが悪魔に取り憑かれた設定だし、わたしとにじは操られてる設定だし〜？

そんな状態で誕プレねだることできる？できないよね？

…あ、できる？うっそだ〜！

まぁ画面の前の皆さん(メタイ)ができるとしても、わたしには無理だったんだよ…

そんな感じで今年の誕生日は諦め、今は部屋でごろーっんてしてるなう

いやね？リビングにいても良かったんだけど、ちょっと掃除したくなったから部屋に行ってて！ってにじにAと一緒に追い出されちゃったからさ〜

Aが何してるかは知らないけど、多分スマホゲームでもやってんじゃないかなーって事でお部屋でぼっちやってんだよね。

…って、なんか通知来た？

誰だよ〜！もう今日が終わりそうな時間に連絡よこしたやつ〜

とりま、LIME開くか

りっくん今日誕生日だったんだってね。
りっくんなんで教えてくれてなかったの…。

「り、りっくんから？！」


と、とりあえず。返信してっ…と

のっちいや〜ちょっと忘れてたっていうかなんというか…
りっくん許さない。

返信はえーな！

え、許さないって…

のっちえー!ごめんって、許してよ〜!
りっくん許して欲しければ、今すぐに部屋の窓を開けるのです。
りっくんそうしたら許してあげてもいいよ

まぁそのくらいならいいかな

ということでカーテンを開け、窓の鍵を開ける。

そうして少し下を見ると、今ではすっかり慣れた魅力的なふわふわとした黒髪と、夜の中キラキラと輝く真っ赤な瞳


「うぇ？！」

「どんな声出してんの」

「いや、だって…。」

「あ、そうだ。こんな話をしてる場合じゃないんだった」

「話聞けよ…！」

「ふっふ〜。今日はこれを渡しに来たんだよ」


どう足掻いても話を聞かないらしいりっくんから渡された手のひらサイズの小包を不思議に思い、聞き返そうとすると既にりっくんは居なくなっていた。

その後はAとにじがいつの間にか準備してくれてたらしく、パーリーしてた！

小包の中身？うーん、少し教えられないかな〜？

＿小包はわたし好みのべレッタ＿

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