いちごたちと転校生6【すとぷり】

初コスプレ ページ26

次は、私の出番、いわゆるコスプレ徒競走だ
さーて、何のコスプレかなー
ｶﾞｻｺﾞｿｶﾞｻｺﾞｿ
ｻｯ

「傘持ちゴスロリ」

『ふざけてんのか』

気づいたら、紙をビリビリに破いていた
ちなみに、小石も参加するらしいので
見てみると

「ん？私か？チアリーダーだぞ！！！」

『あ、似合うな、小石』

「そ、そうか…？う、嬉しい…」

チアリーダーと聞いて、ポロッと
似合うな、って漏らしたら
めっちゃ照れてる、いつものはどうした

「雨宮のはなんだ！！雨宮ならなんでも似合うよなー…」

『無理教えない』

「いじわるだな！！雨宮は！！」

どうせ、後で分かってしまう…
待機室に行くと、とっても可愛い衣装と
傘があった、なにこれ、傘で走れってこと？は？

試しに着替えると、とても暑いし
始めてすぎて、1人じゃあ、着替えられなかった
どうやって着替えたかって？

「雨宮は、この歳になって一人で服を着れないのか！！！」

『ゴスロリとか着たことないの！！』

このクラスで頼れるといったら、小石しかいないので、手伝ってもらった
そして、そのまま傘を差して、校庭に行くと

「いいな！！雨宮は、可愛い顔だから似合う！！」

『い、いきなり何…？？』

「暑いから入らせてくれ！！」

『ちょ！入ってこないで！！』

一応言うが、小石は顔はとても美形なのである顔は
そのおかげで、男子からはすごい歓声が聞こえる
それにチアリーダーって露出多いしなー

「Aちゃん可愛い〜」

『盗撮すんな！一人で視察でもやってろ！』

ゆるゆる顔のジェル先輩が、スマホで写真を撮りながら、近づいてきた、のであしらった

「ねぇ…ああ見ると雨宮さんってお人形さんみたい」
「私は、前から雨宮さんが可愛いことは知ってたわよ！！」

ヤメテ…褒められなれてないの…
恥ずかしい…消え去りたい…
私は、そんなに褒められるものじゃないから…
横の小石でも褒めといて…！！

「なぁ！そこのでかい人！あの3人は何してるんだ！」

そう言って、後ろを見ると
なーくんと、るぅとくんと、さとみくんが、
個人個人で、スマホやカメラを持っていた
あいつらぁ！！！

「あれはね、誰がベストショットを撮れるか
戦ってるんだよ、ちなみに俺ジェルって名前だから」

「分かった！！！ジャム！！！」

「あー惜しいな〜！」

キャラ被り→←体育祭開始！

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