魑魅魍魎の主を超える妖怪

第一幕　　三話 ページ6

幼い頃から強く強大な力を持つと言われている、魑魅魍魎の主おも超えると言われている伝説の大妖怪なんだ!!



彼は普通は男性の姿をしているが、

時には女性の姿をしている時があると言われている。その姿も男性の時と負けじと美しい容姿らしい。…」






「へぇー。

でも、何で女になったり男になったりするんですか??」





「ふむ。

彼の親はあの有名な"九尾の狐"と"酒呑童子"らしいんだ。

彼は産まれた時は女の赤ちゃんだったらしいけど…酒呑童子との子は男…との呪いが有るんだよ。


だから、"男性の血と女性の血"が混ざり合い、今の姿になったと言われているんだよ。」




「そう、だったんだ。」



初めて、聞いた妖怪だ。
"魑魅魍魎の主おも超える"…ジィちゃんより強いって事かな…





「やっぱり…"あの人"なんだ。」




「そう言えば……巻君に鳥居君に家長君。


どうして、彼の事を知っているんだい??


ま、まさか!!!」








「じ、実は、トンネル事故の後の事なんだけど…////」


「あの時と同じように"変な奴"に襲われた事があって////」


「助けて…もらった事があって…////」








「やっぱり〜〜!!!どうして君達ばかり妖怪に遭遇するんだ!!!」





「はぁ〜。また会いたいなぁ〜/////」


「カッコ…良かったね。//////」




ホントに、皆今日どうしたの!?

と、とにかく…家に帰ったらジィちゃんに聞いてみないと…。

もしかしたら、ジィちゃんと関係が有るかも知れないし。

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