バーコード ページ28
その白い髪の女性は私の肩を掴み、震えている唇をそっと開ける。
「そうです…！私、相川真冬の母です！！ま、真冬のこと、知ってる、んですか…？あの子は今、どこにいるんです！？」
女性の目に残った涙の粒が大きくなった。
涙が滲んでいるのだ。
貴「と、取り敢えず、落ち着いてください。ひとつひとつ、ちゃんと話しますから」
私がなだめるようにそう言うと、女性は焦って私を離し、頭を下げる。
「ごごごごめんなさい！つい…」
貴「いえいえ、大丈夫です。お気持ちはわかりますし…」
「あっ…すみません。よかったら、家に上がってお話しできませんか…？」
___________
私は家の中に上げてもらい、スリッパが床に擦れる音をなるべく立てないように気をつけながら女性の後ろをついて行く。
今歩いている廊下は余りにも綺麗で、生活感が感じられなかった。
目を右に、左にと動かして廊下を観察しながら歩いていると、前を歩く女性がとある部屋の前で止まる。
「ここ…真冬の部屋です…。」
女性は扉を開けて、私に中に入るように誘導する。
私は小さくお辞儀をして中に入る。
部屋の中は、ずっと使ってないからか埃が被っていた。そして乱雑だった。
説明が難しいけど、子供が散らかすような乱雑じゃない感じ…。
「…この部屋、真冬が行方不明になってから、旦那がストレス解消で荒らしてしまったんですよ…」
女性が眉を下げてそう言う。
私は何も言う事が出来ず、しんみりと部屋を眺める。
「あ、ところでお名前聞いてなかったですね…！私は、相川小雪です。貴女は…？」(小「」と表記します)
貴「あ、申し遅れました！私は酒井Aです」
小「Aちゃんですか…！可愛いお名前ですね」
褒めてもらえた嬉しさを唾と一緒に呑み込み、私は口を開ける。
・
更新遅いですよね…すみません。
ところで！*Momijiちゃんがこの小説のイラストを描いてくれました！
とっても可愛いですねっ！
是非とも抱き枕カバーにしたいです！←
神こと*Momijiちゃんありがとう！
あ、もし読者様の中で「イラスト描いてやんないこともないけど」と言ってくださる方がいらっしゃいましたら、描いてくださると嬉しいです！泣いて喜びます←
設定に書いてる通り、夢主の容姿はお任せなので、どんな容姿の夢主のイラストもおけです！(上から目線すみません)
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雛紗(プロフ) - 間に合っ…てないですねすみません、 (2020年2月29日 0時) (
レス) id: db311f7197 (このIDを非表示/違反報告)
雛紗(プロフ) - 朔夜さん» ひょわああありがとうございます！！！！ (2020年2月13日 23時) (レス) id: db311f7197 (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - おかえりなさい！ずっと待ってました！これからも楽しみにしています！ (2020年2月13日 22時) (レス) id: e3cb926ca0 (このIDを非表示/違反報告)
雛紗(プロフ) - Aliceさん» なんか天使が来たわ (2018年10月9日 22時) (レス) id: db311f7197 (このIDを非表示/違反報告)
雛紗(プロフ) - *Momijiさん» ネット上ではね…笑 リアルの世界ではもうなんか要らんものみたいに扱われて辛いでござる…（コメ欄言うことじゃない←）なのでネットが生き甲斐なのでござる)^o^( (2018年9月11日 11時) (レス) id: db311f7197 (このIDを非表示/違反報告)
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