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藤ヶ谷side
また、この場所に戻ってきた…!
いつもの散歩コースから少し離れたこの場所。
なんか、これこそ冒険ごころ…!!
段々と近くによる俺。
あれ…?賑やか…?
明かりも、ついてるし…。
藤「ちょっと、覗いてみる…か。」
明るい方に近づくと、しゃべり声や笑い声も、ガヤガヤと聞こえた。
木の陰に隠れて、そっと顔を出した。
『ポンポン』
藤「わ…っ!」
肩を叩かれ後ろを振り向くと、真っ赤なタコのような昨日の人がいた。
北「あれぇー?きのおのひとじゃないっすかぁー。飲みます?これ。」
よ、酔ってる…
飲みます?なんて上げてる片手には、ハイボール。
藤「大丈夫……ですか?…」
横『いい?酔っ払った人は無視すること!』
ごめん、ワタ…無視出来ないわ……
藤「……とりあえず、休んでください!も、戻りましょ…?」
北「休めませんっ」
藤「へ?」
北「あっち行ったら、寝れないれすっ!」
元気よく手を挙げた右手には、銀の指輪がキラリと光った。
藤「じ、じゃあ、水買いに行きます…?」
北「どぉこいくんですかぁ?こんびにぃですかぁ?」
こ、コンビニ…
ワタいないし…(´・ω・`)
ここで休めないんだったら…
仕方ない…。
藤「家でいい?」
怒られるの覚悟な上…
北「え?歩かなきゃいけないんですかぁ?」
北「歩きたくないです〜ぅ……」
地べたに座り込む北山さんに、
藤「じ、じゃ!いいよ!乗って!」
背中を出した。
北「え?やっさしぃ〜……」
右肩に手が乗って、今度は左肩に手が乗って。
北「しゅっぱーつ、しんこー!」
前を指さすその人を、そっと持ち上げた。
あ、そうだ……
横『人と接する時は、名前を知っておくこと!』
名前、名前…
藤「あの、な、名前…なんて言うんですか…?」
北「きたあま、ひろいつです!」
きた、あま?
横『聞いたら、自分の名前をしっかりということ!』
藤「え、っと、……藤ヶ谷、太輔です……」
北「ふいがやさん?」
何か、あってない気もするけど…
藤「そうです!」
と、返した。
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玉森海叶(プロフ) - お久しぶりです!コメント、ありがとうございます!正反対の2人の恋物語、是非見てってくださいね!(´罒`) (2017年12月25日 15時) (レス) id: 84e81f6008 (このIDを非表示/違反報告)
はちみつクローバー(プロフ) - お久しぶりです。新しい小説おめでとうございます!正反対の人生を歩んできた2人の恋、楽しみにしてます。頑張ってください! (2017年12月25日 7時) (レス) id: cbc9382471 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:玉森海叶 | 作成日時:2017年12月23日 17時