56.名前 ページ11
「それで、貴方達のお名前は…」
桂「桂だ」
「それは聞いたよ。下の名前は」
桂「桂小太郎だ」
「なるほど、桂くんね、よろしく」
銀「おい今の聞いた意味あるのか」
桂くんに手渡されたおにぎりを食べながら、私はみんなの名前を聞いて回る
最初は疑ってかかっていた人達も誤解が解けたようで、私を受け入れてくれたみたいだ
そんな中、私を睨む人が1人。
高「……」
「えっと、紫髪くんの名前は?」
高「紫髪じゃねェ。」
ヅラじゃない桂だ!と同じように続けてくれるかと思ったが、世の中そんな簡単じゃないらしい
それに気づいた銀時は私の背後からひょこりと顔を出して紫髪くんのことを笑う
銀「何お前、久方ぶりの女に照れてんの??だよね、ウブだもんね低杉くんは」
高「低杉じゃねェし照れてもいねェよ。黙ってろクソ天パ」
銀「んだとやんのか低杉!!」
低杉、と呼ばれたその男は、重そうに腰を上げて私の前に立った
威圧感があって少々びっくりしたが、身長はそこまで高くない。あぁ、だから低杉かと納得してしまった
ここには可哀想な渾名の人が多いな、なんて考えながら
高「人に名前聞く時は、まず自分から名乗りやがれ」
「……あぁ」
それが言いたかったのか
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えんさん(プロフ) - ミカさん» ミカさんまたまたコメントありがとうございます!!そう言っていただけると本当に嬉しい限りです!!^^ はい!!頑張りますね!! (2019年10月19日 2時) (レス) id: cfaad42937 (このIDを非表示/違反報告)
ミカ(プロフ) - 続編ありがとうございます!最初から読ませてもらっていますが、もう、めっちゃ好きですw更新無理せず頑張ってください!! (2019年10月17日 17時) (レス) id: ee1104400e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:えんさん | 作成日時:2019年10月15日 23時