６つの影 Second【マフィア松】

愛って、何ですか。 ページ11

Aside







私が義理の母親を殺した日。







私は、







ある快感を覚えた。







それは、







【人間の目をくり抜く】







というもの。







あの日、あの女を背中から刺して殺し、







"絶望を浴びた宝石をもらった。"







まだ幼かった私を追い詰めたから。







確かにあの女には、







とてもちっぽけなマフィアの跡継ぎとして色んなことを叩き込んでくれたから







今マフィアとして生きている私としては







それなりには感謝してる。







でも、でもね。







私はあんなちっぽけなマフィアを継ぎたくはなかった。







マフィアの世界に生まれたからには。







大きなマフィアにいたかった。







最強と言われていたかった。







おそ松兄さんたちも、







危うくあのままちっぽけなマフィアの跡継ぎにされるところだった。







一松兄さんに十四松兄さん、トド松兄さん

一子姉さん、十四子姉さん、トド子姉さんは







全く知らないけど。







おそ松兄さんとカラ松兄さんとチョロ松兄さんとおそ子姉さんとカラ子姉さんとチョロ子姉さんと約束してたんだ。







私たちの父さんと母さんと、

おそ子姉さんたちの父さんと母さんが活躍していた、







Blackを必ず復活させよう、って。

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