チビだったからってナメんなよ【マフィア松】

90，考えすぎ ページ18

〜おそ松 side〜


Aがいなくなってから一ヶ月。

兄弟全員が俺の部屋に集まっていた。

チョロ「まずいよ…Aのことに勘づいた部下もいる」

一「これ以上は無理があるんじゃない…？」

トド「それだけじゃないよ。他のファミリーも怪しんでる」

カラ「攻めてくるのも時間の問題かもしれないぞ」

十四「どうしよう、おそ松兄さん…」

弟達の視線が向けられる。

…正直俺も、もう駄目かもと思い始めている。

今のザクロに、Aほどの実力を持つ人間はいない。

技術、統率力、人望…

どれも足りない。

諦めてしまえれば楽だ。


けど

おそ「だからって諦められるわけねぇだろ」

諦めちゃいけない。

守るんだ。

ザクロ ファミリーを。

Aの居場所を。

カラ「そうだな…弱気になっていて悪かった。俺達ならまだやれる」

一「うん…まだ諦められない」

トド「Aには及ばないけど、力を合わせれば代わりくらいにはなれるよね」

十四「頑張りマッスル！」

チョロ「よし…やるぞ！」

「「「「「「おーっ！」」」」」」





？「みんなやってるねぇ」

おそ「…え？」

気がつくとずっと会いたかった人が扉に背中を預けて立っていた。

『遅くなってごめんね。ただいま』

Aがいつものように笑うと、俺達は弾かれたように駆け出していた。

トド「どこ行ってたの!?心配したんだよ!?」

『よくわかんないけど閉じ込められてた。逃げるのに手間取っちゃってさ』

カラ「怪我はないか!?痛いところとかは…」

『大丈夫だよ。ありがとね』

弟達に囲まれて困ったように笑うAを見て、心の底から安心した。




…Aの様子になにか違和感を感じたのは、ただの考えすぎ、か？


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皆様！

あけましておめでとうございます！

平成30年になりましたね！

クリスマスやら大晦日やらお正月はあとでまとめて番外編あげる予定です！



そして、ついに…

お気に入り100人突破だァァァ！！！

本当にありがとうございます！

今年一年幸せに過ごせます(*´▽`*)

今年も頑張りますので、どうかよろしくお願いします！

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