86,マスター ページ14
時間軸がものっすごい狂ってたので、前回の話をかなり変えました。
混乱した方もいらっしゃるかも…
すみません!(>_<)
とりあえず翌日ってことで…
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〜夢主 side〜
『もーだめ。無理。これ以上は死ぬ』
一気に飛んで夕方。
空は暗くなり始めていて、お腹もぺこぺこ。
というわけで六つ子を引き連れて食堂へ。
十四「マスター!今日のご飯はー!?」
ここでのコック長の通称は【マスター】。
ハードボイルドな雰囲気の漂う格好をした男性だが、オネエである。
料理の腕は一流。
三ツ星レストランのシェフにも引けを取らないんじゃないかってくらい。
ついでに言うと拷問のプロでもあり、拷問やる時とキレた時は男モードになる。
マスターの男モードはめちゃ怖い。
マス「あら十四松君!ごめんなさいね。今材料を切らしてて…」
『あれ、高橋に買いに行かせたんじゃないの?』
マス「それが、帰ってきてないんですよ」
『え…』
あんな朝早くに出たのに?
マス「遅くても昼頃には帰ってこれると思っていたのだけれど…」
一「ねぇ、」
カラ「ああ…」
六つ子は顔を見合わせる。
おそ「A」
『うん…』
高橋も、か。
『…みんな、明日から高橋も捜して』
みんな神妙な面持ちで頷く。
『…頼むよ』
マス「…ボス。食事、ありあわせでよければ作りますが」
『ありがとう。お願い』
とりあえず座って待つ。
席はいつぞやの食事シーンと変わってない。
少し俯いて考える。
レンに続き高橋もいなくなった。
…これは、何かが動いている。
闇の奥底で、どす黒い何かが蠢いて目を光らせている。
そんな気がする。
マス「できたわよ〜」
明るいマスターの声で我に帰った。
でてきたのはハンバーグ。
一「おぉ…」
十四「うまそー!!」
トド「ほんとにありあわせ?」
マス「肉詰めにするつもりだったんだけどね。野菜がないのよ。悪いわね」
チョロ「謝る必要ないって!」
おそ「そうそう!全然これだけでいける!」
カラ「流石マスターだ!」
マス「ふふっ嬉しいわね。やっぱり楽しいわ〜」
『わぁ!ありがとマスター!』
マス「喜んでもらえたなら光栄ですわ」
マスターはご機嫌で調理室に戻った。
『さて、食べよっか』
2人のことはまた明日、探そう。
2人なら大丈夫。
今はそう信じることしかできない。
「「「「「「『いただきます』」」」」」」
出来たてのハンバーグにナイフを入れた。
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夜風 樹(プロフ) - 結菜さん» コメントありがとうございます!いえいえこちらこそ!返信クソ遅くてすみません!シリーズすべてにコメントしてくださいましたよね!ありがとうございます!楽しんでいただけたのなら幸いです!これからも頑張ります!ありがとうございます! (2018年8月5日 11時) (レス) id: 18422badd9 (このIDを非表示/違反報告)
結菜 - コメントクソ遅くてごめんなさい!最初から全部読ませていただきました!とても楽しかったです!これからも作品作り、頑張って下さい! (2018年8月5日 6時) (レス) id: 4eaa158dbb (このIDを非表示/違反報告)
夜風 樹(プロフ) - メプルさん» コメントありがとうございます!楽しんでいただけてなによりです!次回作の方も頑張りますので、よろしくお願いします! (2018年6月9日 22時) (レス) id: 18422badd9 (このIDを非表示/違反報告)
メプル(プロフ) - 完結おめでとうございます!楽しんで読ませて頂きました!新作も読みます!頑張って下さい!(●'д')bファイトです (2018年6月9日 22時) (レス) id: 57070503d4 (このIDを非表示/違反報告)
夜風 樹(プロフ) - ピカグさん» コメントありがとうございます!楽しんで頂けて嬉しいです!最後までお付き合い頂き、本当にありがとうございました!これからも全力が頑張りますので、よろしくお願いします! (2018年5月28日 0時) (レス) id: 18422badd9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夜風 樹 | 作成日時:2017年11月12日 23時