第肆拾捌話 悲しい再会 ページ12
〜リヴァイside〜
ハンジ「ん〜、楽しみだね♪」
リヴァイ「……」
エルヴィン「ハンジ、あまり余計なことをしないでくれよ?」
ハンジ「は〜い♪」
嘘つけ。本当はコレッポチも思ってねぇくせに
ハンジ「早く会いたいなっ、巨人化できる子に♪」
リヴァイ「……」
俺達は今、地下牢へ向かっている。
なんでも巨人化することのできる餓鬼を捕らえたとか。
其奴の名はエレン・イェーガー。
リヴァイ「まさかこんな形で会う事になるとはな((ボソッ」
ハンジ「?なんか言った」
リヴァイ「なんでもねぇ」
ハンジ「ふ〜ん」
どうしてこうなったのか分からない。
何処から変わってしまったのだろうか…
ガチャ…ギィィィ…
兵士「お疲れ様です‼︎」
リヴァイ「あぁ」
ハンジ「ねぇねぇ、あの少年は⁉︎」
兵士「まだ寝てますよ」
其奴はまるで化け物を見るような目をとある牢屋へ向けた。
カツコツ
側へ行くと気持ち良さそうに寝ていた。
まるで、これから先、何が起こるかなど全く知らない。そんな無垢な寝顔。
ハンジ「可愛いな〜、本当に男の子?」
エルヴィン「いや、違うよ」
リヴァイ「!どうゆうことだ」
まさか彼奴だけ知っていて俺は知らないというのか?←えっ、私は⁉︎byハンジ
エルヴィン「彼は…いや、彼女…と言うべきかな?」
ハンジ「えぇ‼︎こ、この子、女の子なの⁉︎」
リヴァイ「‼︎」
奴は決して嘘つきではない。ということは、それは本当のこと、なのか?
エルヴィン「彼女が入ってきた時ふと、疑問に思ってね。悪いけど、調べさせてもらったよ」
リヴァイ「それで、女だと知った…という訳か?」
エルヴィン「まぁ、ね。いやぁ、驚いたよ。見た目は男の子なのに実際は女の子だったなんてね」
な、なんかムカつく。今、薄っすらだがドヤ顔しやがった。
貴「んっ」
リヴァイ「!」
どうやら、目を覚ましたらしい。
貴「…此処は」
エルヴィン「目が覚めたようだね」
貴「……((ギロッ」
エレンは警戒をするような目でこちらを見る。
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作者名:天空の姫君 | 作成日時:2014年12月30日 10時