えっ∑(ﾟДﾟ)マジで？成り代りとかありえねぇぇぇぇ！【進撃の巨人】 (ページ4)

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第壱話誕生そして成り代りページ4

コポッ…

ここは…どこだ？

暗くて、暖かい。

何かに優しく包まれてるみたいだ…

こんなの、今までになかったな…

グイッ…

なっ！痛い、痛いって！なんなんだよこれはっ

スポッ…

貴「おぎゃぁぁぁ！おぎゃぁぁぁ！(痛いっての！ふざけんなのよ！)」

看護婦「おめでとうございます！元気な女の子ですよ！」

は？え？…ドユコト？

カルラ「えぇ。よろしくね？私があなたのお母さんですよ～」

貴「あう～？(お母さん？)」

カルラ「ふふ、可愛いわね。きっと、美人さんになるわね」

グリシャ「カルラ、お疲れ様」

カルラ「あら、あなた。ねぇ、見てこの子。顔立ちが貴方に似てない？」

グリシャ「そうだね。でも、目はカルラに似てるかな？」

カルラ「そうね」

これが両親？これが、父親と母親？

カルラ「あなた、この子の名前はどうするの？」

グリシャ「男の子だったら、エレンって名前にしようかと考えていたが…」

エレン？それって…確か…なんだっけ？

貴「う～(ん～)」

考えてみたけど、思い浮かばない。

カルラ「あら、どうしたのかしら」

グリシャ「お腹でも、空いたのかな？」

エレン…エレン…エレン…あ！

そういえば、一回だけ外に行けた時にたまたま入った本屋さんで見つけた本が『進撃の巨人』で、その主人公がエレンって名前だった。

と言うことは、この人がカルラって言っていたからこの人がグリシャ…さん、かな？

カルラ「でも貴方。この子は女の子よ？」

グリシャ「大丈夫。女の子が産まれた時のために、考えておいたから」

カルラ「まぁ！で、その名前は？」

グリシャ「Aだよ」

カルラ「A…うん。いい名前ね。改めてよろしくね？A」

貴「キャッ、キャッ(≧∇≦)(よろしく)」

もし、この二人がカルラさんとグリシャさんなら俺はエレン・イェーガーに成り代わったということだ。

だが、性別はそのままでA…か。

これからいい人生になればいいな…

でも、もし…ううん、そんな事を考えちゃダメだ。

その時はその時なんだから。

…こうして、俺の第二の人生が始まった。