続き ページ47
〜貴方side〜
お、ついてきたな？
ふむふむ、ではここらでもちょーっと芝居をうって
そこからネタばらしといこうかな？
貴『なんでついてきたのさ！？ほっといてっていったでしょ！？』
うわ、僕演技上手くない？((
そっちの道進もうかな？((
なんて、言ってる場合じゃないか。
んー、流石にこう精神的にくるよな、うん。
なんせ、親友だからさ？
さて、そろそろネタばらしをしようかn(ｸﾞｲｯ
！？！？！？
なにごとですか！？((
急に手を引かれたんだけど！？
ちなみに僕と空海は向かい合っていて、手を引かれたらまあ、必然的に前に倒れるわけで…
ﾎﾟｽｯ
空「………。」
僕は、空海に抱きしめられる体制になった。
ちょっとお！？なんで無言なの！？ねぇ！？
何か言ってくんない！？流石に照れくさいとか言ってらんない、逆に怖いんですけど！？((
空「……俺は、」
貴『？』
空「俺は、そんなに頼りないのかよ？」
貴『！？』
へ？な、なにごと？？どしたの？
空「俺は、お前の親友で、お前のこと一番よく知ってるつもりなんだよ。なのに、そんなに突き放してさ、悩みがあるのか聞いても教えてくれねぇし。なぁ、俺が一方的にそう思ってただけなのかよ？俺は、お前の親友じゃねぇのかよ！？」
ど、どうしよう…。
めっちゃ色々言ってくれてんだけど、嬉しいけども、色々ヤバいよね？
すっげー今更"はい嘘でした〜"って言える空気じゃないよね！？
てか、体制とか諸々のせいで恥ずかしいのもあるんですが、顔が、空海の目が見れないぃぃ……
チラッ|ω・`) ('ω')ｽｯ
よし、見なかったことにしよう。
何があったか、簡潔に述べますとね？
チラッと空海の目をバレない程度にみたんですよ。
空海さんの目、ハイライトなかったです。
完全に怒ってます、はい。
怖ぇよぉおおおおお！！:( ;´꒳`;):
えぇい、（人1）、気を強くもて！
言い出したのはお前だろ！？腹くくれ！！
大丈夫、お前ならできる！
とりあえず顔を上げよう。
えぇい、ままよ！ﾊﾞｯ
貴『そ、その、えぇっとですね……、大変言いにくいのですがね？き、今日は何の日か覚えていらっしゃいまして？』ｶﾞｸｶﾞｸ
やべぇ、膝が笑ってる……
空「は？今日？4月1日だろ？……ん？4月1日？……ん！？まてよ、まさか、お前……!!」
貴『あ、は、はは、いえーい、ドッキリだーいせーいこーう……。』
うう、怖ぇよぉおおおおお…
どんな反応してくんの？めっちゃ怒ってたよね？ね？
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作者名：狐猫 | 作成日時：2021年3月15日 17時
