【あんスタ】私は君が大嫌い【月永レオ】

嫌い17 ページ19

「あー！Aちゃん！」

「どうも羽風先輩。何してんすか？こんな朝早くに」


そう、自転車乗って正面から突っ込んできた(突っ込んではない)のは、夢ノ咲学院1のたんぽぽ好き、羽風薫先生だった

この前のレッスンの時ひどい扱いしちゃってごめんね



「俺は、天気もいいし、気分転換にちょっと走ろうかなって思ってここら辺まで来ただけだよ。Aちゃんこそ何してるの？」

「あ、そうなんですね。私も似たようなかんじで、ちょっと歩いてみようかなって。よく言えば散歩。悪くいえば早朝徘徊ですわ」

「へえ、よく徘徊なんて言葉知ってるね」

「舐めてんすかチャリンコ メッタメタにしますよ。」

「ははっごめんごめん」



コノヤロウ！
私が馬鹿だと思ってんだな！
馬鹿じゃないもん！！ベクトルの計算くらいまでならできるもん！


「まあ、そういうことなら一緒に行かない？」

「え、私チャリンコ、ママチャリしかないです」

「歩きでいいよ。俺も降りる」

「あ、あざっす」


先輩の自転車結構カッコイイよね
この前も、どこだっけ……総北高校？の自転車競技部ってとこと、箱根にある何とか学園？の自転車競技部が来てたな

鬼龍先輩とスバルが特訓してた

うちの高校の付近は坂がいいとかで、たまーに遊びに来るのだよ！！
私は乗らんけど





「早起きってやっぱいいね」

「急にどうしたんですか」

「いや、ほら、ちょっとだけ寝起きのAちゃんの顔見れるし」








軽く殴っといた。

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