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1年後




夏油side




'' 悟は最強になった ''


反転術式に術式対象の自動選択…



「''赫'' と ''蒼'' それぞれの複数同時発動もボチボチ。
後の課題は領域と長距離の瞬間移動かな」


「…」


「高専を起点に障害物のないコースをあらかじめ引いておけば可能だと思うんだ。 硝子、実験用のラット貸してよ」


「えーー」


任務も全て1人でこなす。
硝子は元々危険な任務で外に出ることはない

必然的に私も1人になることが増えた



「傑、ちょっと痩せた?大丈夫か?」


悟が私の顔を覗く。


「ただの夏バテさ、大丈夫。それより_____」

「ん?なんだよ」


「……いや、何も無いよ」





【そろそろAと話したらどうだ】



どうしても…何度言おうとしても私の口からは出てこなかった

あれだけ仲のよかった2人が理子ちゃんの1件以来口も聞かなくなり会わなくなった。


……Aは高専に居たくないのか、出張任務にばっか行っている




原因はAがロシアから来た対 五条悟の刺客だったからだろう

でもAに罰が与えられないのは悟がそれを私にしか
言ってないからだ。



「…」




その夏は忙しかった。

昨年頻発した災害の影響もあったのだろう
蛆のように呪霊が湧いた。




_______




祓う 取り込む その繰り返し


祓う 取り込む


皆は知らない 呪霊の味


吐瀉物を処理した 雑巾を丸飲みしているような


祓う 取り込む





誰のために?




理子ちゃんの一件から…自分に言い聞かせている。
私が見たものは何も珍しくない

周知の醜悪。知った上で私は術師として人々を救う
選択をしてきたはずだ



ブレるな…



'' 強者(じゅつし)としての責任を果たせ ''









「猿め……」


シャワーの音が、耳にいつまでも残った。




________





「あ!!夏油さん!!」



休憩所で座っていると灰原とAが来た


『お疲れさまです』

…久しぶりにAを見た気がする




「2人共、何か飲むか?」


自動販売機を横目に言えば


「えぇ!?悪いですよ!コーラで!!!!」

思わずそんな灰原に笑ってしまう。


遠慮しながらもAは私の手からお金を受け取った


しかし、見逃すわけが無い




「怪我…したのかい?」

約束と笑顔→←対 五条悟の刺客



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設定タグ:五条悟 , 呪術廻戦 , 夏油傑
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ゆい(プロフ) - 出来れば呪術廻戦0を期待します (2023年1月2日 19時) (レス) id: da308acd1e (このIDを非表示/違反報告)
Mami(プロフ) - 凄く話が良いです! (2022年12月20日 0時) (レス) @page42 id: a64b7436ba (このIDを非表示/違反報告)
瑠歌 - 初コメ失礼します!ずっと言いたかったんですけど、お話すごい面白いです!更新がんばってください! (2022年12月15日 7時) (レス) @page22 id: 4793296ced (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒姫ユキナ | 作成日時:2022年12月7日 16時

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