【呪術廻戦】。悟くんと傑くんの本気。 (ページ39)

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見直して38日目ページ39

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「え？」

言っている意味が分からず首を傾げた。

「……すぐ顔が赤くなるやん」

「あぁ…」

両手で頬に触れれば案の定熱をもっていた。

「……直哉さんの前で…あんな子供みたいに泣いたのが
今更恥ずかしくなって」

と言えば

「……そういうところなんやろなぁ」

「、？」

そういうところとはどういう所だ？

理解出来ず、はてなマークを浮かべていた。

すると

「あ、なに。また忠告が必要？」

「硝子先輩…！」

「まだ何もしてへんし」

「なるほど。まだ(・・)ね」

「…」

「硝子先輩どこに行ってたんですか？」

「私も京都観光してたんだ。
途中で抜け殻のような五条と夏油がいたけど…
なんかあったか？」

硝子先輩の発言に心臓が跳ねた。

抜け殻……そんな状態になってるの？

「実は……」

これまでの経緯を硝子先輩に話した。

「ははっ、それでAは帰ってきてアイツらは抜け殻になってたのか。ウケる」

都道府県に1人ずつセフレ〜の辺りで硝子先輩は大笑いしていた

「なんか、不安になっちゃって…泣いてたら
直哉さんが話聞いてくれたんです。
意外に優しいですよ、この人」

「意外ってなんやねん。意外って」

人に話を聞いてもらえる事が、どれだけ心を軽くするか。
実際私は涙が引っ込んだ。

「んで、もうそろそろ東京に帰る時間だけど…
アイツらと話さなくていいの？A」

「…」

言葉が詰まった。

……何を…話せばいいのか

こんな少しの事で不安になったなんて…言えない。言いたくない

あの二人の枷となるからだ。

沢山セフレがいたんだもん、
これから先同じ状況になってもおかしくない。

その時…私がどう思うのか

今回のように…また泣くことになるのか。

……愛してくれてるから大丈夫

そう思っていても…心のどこかで突っかかるはずだ

「…わかんない、です……」

考えた末、出た言葉はこれだった。

しかし

「2人のこと好きなんやろ？」

と直哉さんに聞かれた。

「好きです、大好き……」

「ならそれでええやん」

「…」

…なら、それでいいって……

「どんだけ元セフレに会おうが過去の過ちが出てこようが
今2人がアンタん為に更正してんのはほんとやろ？」

「……」

脳裏に、これまでの2人が浮かんだ。

「1番傷ついたのはお前で、1番後悔してんのはあの2人や」

「…」

「もっと自信持てや。異常な程お前は愛されとる｣