【呪術廻戦】。悟くんと傑くんの本気。 (ページ33)

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見直して32日目ページ33

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「東京校の勝ちだけど…なんか変な感じね」

「うん、言いたいことは…分かるよ。」

隣でそういうのは野薔薇ちゃんだ

今日は最終日。昨日1年と2年同士で戦った事もあったが

高専別での対抗ではほんっっとに何もしてない

ただただ五条先輩と夏油先輩が楽しんで相手を壊滅させてただけ

初日の3年同士でやり合うのもまさかの五条先輩が気絶させた2人がいて…その人達は試合前に棄権していた

ご愁傷様すぎる。

「とにかく京都に来れたからなんでもいいけどね〜
夕方に帰ってくればいいんだっけ？」

「みんなで集合して帰るって先生言ってたしそれでいいと思う」

最終日…つまりみんな東京に帰るまで自由にしていいとの事だ

今朝から硝子先輩も誰かと出かけて行ったな…
あの人、誰なんだろう。京都校の人かな？

「虎杖くんと伏黒くんは…」

「私の荷物持ちとして連れてくわ！」

「…」

……頑張って、2人とも。

過去に野薔薇ちゃんの荷物持ちになったことのある私は
そっと彼ら無事を祈った。

「アンタはあの二人と行くんでしょ？」

野薔薇ちゃんの言うあの二人とは
きっと五条先輩と夏油先輩のことだ

「うん、この後待ち合わせしてる」

昨日待ち合わせの時間教えてくれて…

本当に連れてってくれるんだって嬉しくなったのは内緒。

思わず口元が緩んだ。その時

「つまり…アンタら初デートじゃない？」

「え？」

野薔薇ちゃんの発言に呆気ない声が出た。

「だって今まで出掛けたりとかなかったでしょ？」

「…」

言われてみれば…ないや

本当に私たち付き合ってるのかなって思うぐらいだったもん

「…デート……」

ボソッと呟けば自分の顔が赤くなるのが分かった

そんな私をまじまじと見つめる野薔薇ちゃん。

「急に何…？」

椅子に座る私だったが思わず体が後ろへと下がる

「ん〜…少し髪型変えてあげる」

と、野薔薇ちゃん。

「え、いや、いいよっ」

「いいから！！Aっていつも髪下ろしてて…
せっかく可愛い顔なんだからもっと見えるようにしましょ！」

抵抗することも出来なくて、私はされるがままだった

＿＿＿＿＿

「あれー、俺Aにちゃんと時間伝えたよな？」

「…やっぱ悟に頼むんじゃなかったね。」

「いや、ちゃんと伝えた。絶対。」

「なら信じよう。

…にしても、Aが遅れるなんて珍しいね」

「アイツ可愛いから…ちょっかい出されてなければいいけど」