【呪術廻戦】。悟くんと傑くんの本気。 (ページ19)

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見直して18日目ページ19

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「悪いけど、私からAの初キスを奪った代償はデカいよ悟。

……コッチは貰っといたから」

と舌を出し笑いながら言った。

「っ…」

脳内で思い出される映像と舌を絡め取られる感覚が一気にきた

五条先輩も察したのか

「このムッツリが。」

「お互い様だろう」

＿＿＿＿＿＿＿

＿＿

「……五条先輩？」

「何だよ」

「制服濡れちゃいますよ？」

「いいよ。別に」

「……」

夏油先輩と別れた後、五条先輩が部屋まで送ってくれるらしく

歩いていたが……

急に制服の上を脱ぎ出した五条先輩。

その後私を片手で抱き上げ、上着を下半身に被せられた。

そして今に至る。

……制服は濡れちゃうし重いだろうし…

五条先輩にとってマイナスなことしかないのに

わざわざ上着まで脱いで被せてくれたあたり…
もしかして生足だと寒いと思ったのかな

実際さっきまで着てたということもあり暖かい。

「……」

彼なりの優しさなんだろうな

そう思い、されるがままでいると

「あ、Aー！！！」

「野薔薇ちゃん…！」

大きく手を振る野薔薇ちゃんの後ろには
虎杖くんと伏黒くんもいた。

「って、どうしたのよアンタ。その格好…」

まあそりゃ疑問に思うよね

「任務で色々あって…」

「五条さんに抱き上げられてる理由は？」

「……なんとなく…じゃない？」

伏黒くんの質問に対して疑問形で答えてしまった

「それ、五条先輩の上着だよね？今日暑かった？｣

と、虎杖くん。

「暑くはないけど…なんで？」

｢これから俺達、灰原先輩の特訓に付き合うんだけど
暑いなら中のシャツ脱ごうかなって！」

「この真冬に暑いなんてないだろ。大人しく着てけ」

「伏黒冷た！！！！！！もっと俺の事心配してよ！！」

「馬鹿は風邪引かない。」

「うわ更に酷い！！！！」

「…」

……たしかに。この真冬だぞ。いくら室内でも寒いはずだ

「五条先輩、寒いですよね？これ返しますよ」

そう言ったが

「いーから。そんまんまでいろ」

と返されてしまった。

「…そうですか」

「……へぇ」

「…なんだよ」

野薔薇ちゃんはまじまじと五条先輩を見て＿＿＿＿

「ちゃんと更正してるようでよかったわ〜！

ほら、行くわよアンタ達。

またねA！」

「え！俺まだ五条先輩に聞きたいことが＿＿＿」

「いいから！」

ルンルンで虎杖くんのフードを掴み、3人とも歩いていった。

「……」