【黒バス】男みたいだけど女です。

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ｻﾞﾊﾞｧｯ…


「うっ……ヒグッ…ごわがった……うぇえん…」

貴「何でお前流されてんの？」

「あ、遊んで、たら、足滑っでッ、それでッそれでッ」

貴「あーうんうん、分かったからもう泣くな」

「あ"りがど…お兄ちゃん"…」

貴「…おう、早く家帰って着替えろよ。風邪引かねーようにな。兄ちゃん頑張ったぞ」

「うんッ…バイバイ…」

貴「いつまでも泣いてんじゃねーよ！ほら、な？泣くなって。じゃあな」


あー全身びしょびしょ

つーかあのガキ風邪引かねーよな…

あ？修ちゃん先輩達まだいたのか


貴「走んねーの〜？」

虹「いや、お前大丈夫か？」

貴「何がですか？俺別に平気ですよ〜」

赤「びしょ濡れだぞA」

貴「体育館着いたらすぐ着替えるー」

青「お前すげェな!!」

黄「溺れてる子助けるとかすげェッスね！」

貴「だって見てたのに助けられないとか嫌すぎだわ」

紫「Aちんかっこよかった〜」

貴「マジで？ありがとー」

緑「お前まで流されたらどうするつもりだったのだよ」

貴「俺溺れねーよ。だって水泳得意だし」

緑「そういうこっちゃないのだよ！」

虹「A風邪引くなよ」

貴「バカなんで引きませんよ〜」

赤「Aが風邪引かないように全員で全力疾走するぞ」

青「はぁ?!」

黄「マジッスか…」

紫「うえー…」

緑「人事を尽くすのだよ…」

貴「俺は大丈夫だから普通に…」

赤「文句があるのか？」

貴「ないです」

赤「よし。じゃあ走るぞ」


その後全員で全力疾走して疲れて体育館に着いた

とりあえずシャワーを浴びてもう一回着替えた

シャワー室から出た頃には皆基礎練を終えていて、丁度休憩だった


貴「おー、基礎練終わったのな」

黄「あ、Aっち大丈夫ッスか？」

貴「大丈夫〜」

青「川に飛び込んだ時はとうしたのかと思ったけどな」

紫「誰よりも速かったよね〜」

緑「俺も反応が遅れたのだよ」

赤「Aに先越された」

貴「怒んなって征ちゃん」

赤「怒ってはいない」

貴「つーか今日あと何やれば終わり？」

赤「この後にミニゲームをやれば今日は終わりだ」

貴「じゃあすぐ着替えてすぐてっちゃんの所行こう！」

虹「A」

貴「ん？あ、はい？」

虹「お前この前の練習試合で有名になっただろ。それで新聞社から取材来てんだけど」

貴「え、取材ですか」

虹「そうだ。そんなに時間は取らせないそうだから行ってこい」

貴「ミニゲーム…」

虹「後で混ざらせてやっから」

貴「わーい！」

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