31 ページ31
赤司side
ほんとに何なんだアイツは
俺にも『分からない事』の1つや2つ…か…
Aは分からない事が少し多すぎやしないか
まあ良いか
それより俺は何処に行けば良いんだ？
Aが上がってくるまで待つか…
いや、でも勝手に何かしてるのも気が引けるな…
Aに聞いてくるか
赤「A、俺は何処にいればいい？」
貴「あー、階段上がって右に曲がって左の部屋」
赤「分かった」
貴「そこ俺の部屋だからくつろいでて大丈夫だよ」
赤「ありがとう」
階段を上がって…右に曲がって…左の部屋？
あぁ、ここか
布団も敷いてあるし多分合ってるな
ん…？
床に何か落ちてる…？
紙か？
赤「『笑え』…？」
『笑え』とはどういう意味だ…？
いや、普通に考えれば笑う事なんだろうが命令文だし不自然だ
それにAの字じゃない
何でこんなものが…
貴「征ちゃん？」
赤「A」
貴「何見て…あ、それ捨てるから頂戴」
赤「これってどういう意味なんだ？」
貴「えー？そのまんまだよ」
赤「それお前の字じゃないだろ？」
貴「ん？まあねー」
赤「で？どういう意味だ？」
貴「うーん…そのまんまだからな…あ、そう！あれ親戚の子とゲームした時の！」
赤「ゲーム？」
貴「何かその子の考えたゲームで、紙を引いて書いてあることする的な！」
赤「それであれか…」
貴「そうなの！この前だったからまだ捨ててなかったみたいだー」
赤「そうか」
貴「おう！あ、征ちゃんまだ寝ないの？」
赤「明日も練習あるから寝るか」
貴「え、明日もあんの？」
赤「俺の話を聞いていなかったのか？」
貴「ごめんなさい聞いてませんでした」
赤「いい度胸だ」
貴「ちょ、ちょ、いつ言ったの?!」
赤「更衣室でだが」
貴「…試合の余韻に浸ってた」
赤「はぁ……」
貴「溜め息つくなよぉ…」
赤「とりあえず、だ。明日は多少緩いとは思うが練習がある。1日中だが変更があれば午前だけの可能性がある」
貴「午前になった場合の練習は…」
赤「キツくなるな」
貴「やっぱそうかぁ…」
赤「そういうことだから今日はもう寝るぞ」
貴「征ちゃんベッド使ってね」
赤「俺は布団で良い」
貴「だーめ。俺は布団が良いの！ね？」
赤「…分かった」
貴「じゃ、おやすみー」
赤「あぁ、おやすみ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 133人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
碧夜叉 - 絵羅さん» まさかの同じ部屋です！(笑)俺も赤司好きなんですよ(笑) (2015年10月27日 7時) (
レス) id: df13107a89 (このIDを非表示/違反報告)
絵羅 - まさかの同じ部屋！？政ちゃん好きー(*^-^*) (2015年10月26日 20時) (レス) id: 7bedf8e5a8 (このIDを非表示/違反報告)
碧夜叉 - 絵羅さん» 虹村先輩出したくてですね！出してやりましたよ！← (2015年10月16日 16時) (レス) id: df13107a89 (このIDを非表示/違反報告)
絵羅 - 虹村せんぱーry可愛いでs (2015年10月16日 7時) (レス) id: 7bedf8e5a8 (このIDを非表示/違反報告)
碧夜叉 - 絵羅さん» 俺も見たいでs(( (2015年10月14日 20時) (レス) id: df13107a89 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：碧夜叉 | 作成日時：2015年10月2日 22時
