【黒バス】男みたいだけど女です。

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そして時は変わり土曜日
(早くてごめんなさい)

ユニホーム初めて着たな…

…あれ、コートの中にいるなら皆ダンクするときのあのユニホームの中チラ見出来る？

ファサッてなった時に見える肋とか見える？

皆いっぱいダンクしろよ←


貴「今日いっぱいダンクしてね!!」

紫「何急に〜」

青「良いぞ別に」

緑「俺は3Pしか打たん」

赤「ろくでもない事考えてるなら顔面にぶつけるぞ」

貴「何を?!」

赤「バスケットボール」

貴「えっ」

赤「バスケットボール」

貴「遠慮しとく…」

紫「とにかくいっぱいダンクするのね〜オッケー」

黄「俺今日ベンチッスか…」

貴「いつも試合出れるんだから良いだろ…？」

黒「そうですよ」

黄「仕方ないッスね〜」

赤「お前ら、分かってるとは思うが絶対勝つぞ。特にA」

貴「俺?!」

赤「お前の料理の努力は認めるが手は大事にしろ」

貴「はーい…」

青「え、何、あれからずっと自炊？」

貴「おう」

紫「マシになった？」

貴「た、卵焼きなら作れるようになったよ…少し焦げるけど」

緑「それが少しなのか疑問なのだよ」

赤「まあとりあえず、整列しようか」


征ちゃんの一声で俺らスタメンはコートに入る

相手校のギャラリーは全員俺を見ていた

あー、広まってんのな


「あ？あれか？噂の女プレイヤーって」

「多分な！一人だけ中にタンクトップ着てんじゃん」

「ほんとだー。でもどうせ弱ェんだろ！」

「女だしなー！すぐへばんじゃね？」

「有り得るwww」


うん、なめられてる

女だからって甘く見てたら殺すぞ


青「お前めっちゃなめられてんな」

貴「おかげで機嫌悪ィぜ俺」

緑「機嫌が悪いのにニコニコしてて気色悪いのだよ…」

貴「俺はいつでもニッコリスマイル」

紫「こえーしAちん〜」

赤「プレイで示せば良いだろう」

貴「ぶちかましてやる」


両者挨拶をしてジャンプボール

まあこれは勿論帝光ボール

俺のマークは一人

…っは！楽勝過ぎて笑えるね


貴「大ちゃあ俺空いてる！」

青「おう！」


パスを貰いマークをかわす

ドリブルで一気にゴール下へ

それを見て俺を警戒したのか、もう既にゴール下は囲まれた

えー、時間経っちゃう

俺逃げらんねーし

ま、いっか


貴「むっくんダンク！」

紫「あいよ〜」


ｶﾞｺﾞﾝｯ

むっくんダンクしてくれた!!

見えた！見えたぞ！

近いから余計見えたぞ！

うわ、幸せかもしれない

楽しい…！

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