出会えた奇跡に【おそ松さん】 (ページ12)

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ゆ「自己紹介…か。皆がおれの全てを知りたがっているだろう。なにせおれは(ry」ページ12

さくらside

おそ松君たちといっぱい喋ってたら、いつのまにか先生が教室に入ってました

『すーちゃん、次ってなんの授業なの？(((ﾎﾞｿ』

す「自己紹介するんだって」

お「めんど～」

チ「そんなこと言ってないでビシッとしててよ、おそ松兄さん」

チョロ松が言い終わったタイミングで、日直の人が号令をかけた

先「今日から二組の担任になった、相田徹です、よろしくお願いします、え～皆さんには今から自己紹介をしてもらいます、名前と出身校と好きな何かを言ってください、それでは一番の人からお願いします」

それから自己紹介が始まった

しばらくして私の番になった

うわぁ、緊張する～

『えと、〇〇中出身、華姫李さくらです！小4までこっちで暮らしてたので、顔見知りもいると思いますが、えぇっと、よろしくお願いします！』

ク「「よろしく！」」

先「華姫李さんは何が好きなんですか？」

『へ、あ、えぇっと、オムライスと、ハンバーグと、あといちごとか……えっとぉ』

男1「子供っぽくて可愛い」

男2「俺一目惚れしたかもw」

女1「小動物感あるねw」

女2「ね、友達になってみたい！」

私が他に何をあげればいいか迷ってたらボソボソといろんな声が聞こえてきた

え、なんかいけないことしちゃったかな？

ちょっと不安になったからすみれの方を向けば、カバンから何かを出し始めた

あ、あれは⁉⁈

『あ、あとスルメ！！スルメ好きです！』

ク「「渋くね？！？！」」

『あと、同じ一年で華姫李ってあと５人いるから、できれば下の名前で呼んで欲しいです！よろしくお願いします』

おじぎをしたら拍手が起きた

よかった、なんとか乗り切った

先「さくらさん、ありがとうございました、次は…っと、すみれさん、でいいかな？お願いします」

す「はい」

男3「なんか優しそうだな」

男4「だな！大和撫子ってやつだな」

女3「なんで先生下の名前で呼んだんだろ？」

女4「あれ、さくらさんと顔似てない？」

す「〇〇中出身、華姫李すみれです、さくらとは姉妹です、好きな食べ物は……そうですね、和食や和菓子類が好きですね」

さすがすーちゃん、ザ・ヤマトナデシコ感満載の美人さんだね！

『すーちゃんが妹でわたしゃ嬉しいよ！』

お「なんか一人称おかしくなってるぞwww 」

笑われちゃった！まあそんなことより、自己紹介がここで終われば万々歳なんだけど、絶対終わらないよね…………。

そして次の瞬間クラス中が静まり返ったのだった