コートの支配者【黒子のバスケ】 (ページ7)

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2章1話コピーページ7

『え、いや、あのさ、マネージャーだから私が動くなんてさ……』

赤司「マネージャーであろうと運動量は同じぐらいあってもらわないとな」

『え、じゃあさつきも……』

赤司「桃井はまず運動神経がいいからな、大丈夫だ」

『じゃあ、私もいいよね』

赤司「さっさと誰かと1owa1やれ」

え、命令式

でも逆らったらめんどくさいから……

『えーと……黄瀬で』

黄瀬「はっ！やったっす！！！わーい！」

早く終わらせてしまおう

ボロボロに負けてしまえばいい

赤司「真面目にやれよ」

『うっ……』

念には念をってやつか……

まぁじゃあちゃんとしますよ

赤司「さぁ、見せてくれ………"コートの支配者"山宮A(ボソッ)」

私がボールを持つ

赤司「じゃあ、スタートだ」

赤司の掛け声に私は

緑間のスリーポイントシュートを打った

シュートは綺麗に入った

赤司「……やはりそうか……訛っていないようだな」

黄瀬「す、……すげぇぇっす！完璧なコピーっすね！」

『あんたもコピー出来るでしょ』

黄瀬「いやでもなんか……コピーっても自己流のコピーの仕方っていうか」

『まぁ、完全コピーはわざとしないけどね』

黄瀬「そうなんすか？」

『おん、完璧コピーじゃ相手が防御法わかってたら困るからね
わざと自己流にしてる』

緑間「なるほどなのだよ」

青峰｢意外と考えてんだな｣

意外とってなんだ

『まぁ黄瀬も気をつけてコピーしなさいよ』

黄瀬「はいっす！」

黒子「あの……」

『ん？どした』

黒子「Aさんはミスディレクション出来ますか？」

彼は悩みながら聞いてきた

まだコピーしたことの無いミスディレクション

『……やってみようか』

私は再度バスケットボールを持った