3話 ページ8
陽雨side
『で、私にその審神者になって欲しいと？』
曰く、“時の政府”の役人に視線を向け問う
役人「は、はい。そう、なのですが……」
……これはまだ何かあるな
ふむ、もしかすると…
・過去へ遡る事が可能→歴史修正主義者への寝返りの可能性
・審神者は一般に知られていない→拉致等された者の可能性
・審神者と刀剣男士は主従関係→邪な考えの者が刀剣男士を虐げる可能性
・戦争故に危険と隣り合わせ→審神者も精神的に危なく、行き過ぎた良心の可能性
・刀剣男士は末席とは言え神→何らかの理由で闇落ちする可能性
……こんなところかな
そういえば
『父さんが“黒”と言っていたけれど……まさか、刀剣男士を虐げている審神者がいる…とか？』
父さん/母さん「「！？！？！！」」
役人「！？！？………成る程、聞いていた以上に鋭いですね
全ての審神者というわけではありませんが、その通りです」
『ふぅん……一応聞くけどさ、黒って審神者だけなわけ？』
役人「ｯ……いえ、政府にも、そういう者がいます」
成る程、この人はちゃんと“白”っぽいな
霊力も綺麗だ
聞いてみると、私の考えは全てあっているらしい
…本当、何やってんだよ
呪い殺してやろうか←
はは、元特級呪術師をなめちゃあいけないよ？←
『うん、で、結局私に何をして欲しいのかな？』
役人「…陽雨様には、ブラック撲滅審神者をして頂きたいのです」
だろうね
でなきゃ、こんな話しない
大方、黒関連全ても仕事に含まれるってところか…
『ねぇ』
役人「な、なんでしょう」
『それは、どこまでならやっていい？』
役人「…どこ…まで……？」
『うん。政府の決まりとか、上とか、私にはどこまでの権限が与えられる？』
役人「！では！！」
『答えを聞いてからだよ』
私は政府とか上とか、そういうのに縛られるのは嫌いだ
だからまぁ、それ次第だね
役人「…法に触れない程度ならば、どこまでも
陽雨様の上はおらず、権力としては最高です」
へぇ……ふふ、良いじゃん
『良いよ、やる』
役人「！ありがとうございます！！！」
こうして、私は審神者になることになった
はは、もうまともな人生送れないのかね…←
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 272人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
お萩(プロフ) - 猪鹿蝶とはNARUTOを意識したんでしょうか。違ったらごめんなさい。 (2021年1月25日 0時) (
レス) id: dd7c82a96f (このIDを非表示/違反報告)
广 - 設定壱が前世になっていますが、今世では無いでしょうか (2020年12月21日 20時) (レス) id: 95efe95a5b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：零月 | 作成日時：2020年12月6日 14時
