24話 ページ29
陽雨side
歌仙が出陣を初めて一週間
練度は43になった
一週間で程々でやってたし、良い感じなのかな?
それと、夜も私の霊力で覆ってやれば、一人でも寝られるようになったよ
私?鈍らせるわけにはいかないから一度だけ現世に戻って
甚爾さんと手合わせしたよ
甚爾さんが相手なのはその日空いてたから←
勿論私が勝ったよ
こんのすけ「十七夜様……そろそろ鍛刀をなされてはどうでしょうか?
いつまでも歌仙様お一人様と言うのは…せめて初期鍛刀くらいは…」
歌仙「…正直主だけでも十分すぎるくらいだが…
一応通常の本丸と同じ事もするんだろう?なら、仲間を増やすべきじゃないかい?」
軽く単騎出陣をして帰ってくると
こんのすけと歌仙にそう言われた
うーん、確かにそうなんだけどねぇ
ウチは特殊な本丸ということでドロップが無い
だから、仲間を増やす方法は基本鍛刀だけで
本丸運営としては、仲間は増やすべきだ
……でも、最初の鍛刀はまだしたくない
まだ、するべきじゃない気がするんだよなぁ…
まぁ、ただの勘だけど
私の勘、結構当たるんだよなぁ
『ま、それはまた…ね?
さて、私はちょっと出てくるよ』
歌仙「…君がそう言うなら構わないけど…
出陣から帰ってきたのに、どこかへ行くのかい?」
『うん。ちょっと仕事が入ってね。多分、帰るの深夜になる』カタッ
大太刀を置いて
変わりに花札を持って立ち上がる
こんのすけ「?大太刀は持っていかれないのですか?」
『うん。今日はこっちで十分
というか、こっちも使ってないと鈍るから
何かあったら、あそこにいる鴉に伝えて』
そう言って、少し遠くの木に止まっている鴉を指差す
私の鎹鴉の“千々・さざめ”
雄の鴉で、真面目だよ
ちょっと冷たいところはあるけど、情深かったりする
ちゃんと懐けば人懐っこい
そうでなかったらつつき回されるよ←
『じゃ、行ってくるね』
歌仙「行ってらっしゃい。……ちゃんと、戻ってきて」
『分かってる。死にやしないさ』ポンポン
…身長そこまで変わらないから撫でやすいなぁ
少し撫でてやると、安心したようだ
さて、ちょっくら行ってくるかね
今回は“撲滅審神者”としてというよりは
“元呪術師”寄りの仕事になりそうかな
まぁ良い
悪いモノは、綺麗サッパリ
祓ってしまわないとね?
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お萩(プロフ) - 猪鹿蝶とはNARUTOを意識したんでしょうか。違ったらごめんなさい。 (2021年1月25日 0時) (レス) id: dd7c82a96f (このIDを非表示/違反報告)
广 - 設定壱が前世になっていますが、今世では無いでしょうか (2020年12月21日 20時) (レス) id: 95efe95a5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:零月 | 作成日時:2020年12月6日 14時