検索窓
今日:6 hit、昨日:22 hit、合計:297,176 hit

24話 ページ29

陽雨side

歌仙が出陣を初めて一週間



練度は43になった



一週間で程々でやってたし、良い感じなのかな?



それと、夜も私の霊力で覆ってやれば、一人でも寝られるようになったよ



私?鈍らせるわけにはいかないから一度だけ現世に戻って



甚爾さんと手合わせしたよ



甚爾さんが相手なのはその日空いてたから←



勿論私が勝ったよ



こんのすけ「十七夜様……そろそろ鍛刀をなされてはどうでしょうか?

いつまでも歌仙様お一人様と言うのは…せめて初期鍛刀くらいは…」



歌仙「…正直主だけでも十分すぎるくらいだが…

一応通常の本丸と同じ事もするんだろう?なら、仲間を増やすべきじゃないかい?」



軽く単騎出陣をして帰ってくると



こんのすけと歌仙にそう言われた



うーん、確かにそうなんだけどねぇ



ウチは特殊な本丸ということでドロップが無い



だから、仲間を増やす方法は基本鍛刀だけで



本丸運営としては、仲間は増やすべきだ



……でも、最初の鍛刀はまだしたくない



まだ、するべきじゃない気がするんだよなぁ…



まぁ、ただの勘だけど



私の勘、結構当たるんだよなぁ



『ま、それはまた…ね?

さて、私はちょっと出てくるよ』



歌仙「…君がそう言うなら構わないけど…

出陣から帰ってきたのに、どこかへ行くのかい?」



『うん。ちょっと仕事が入ってね。多分、帰るの深夜になる』カタッ



大太刀を置いて



変わりに花札を持って立ち上がる



こんのすけ「?大太刀は持っていかれないのですか?」



『うん。今日はこっちで十分

というか、こっちも使ってないと鈍るから

何かあったら、あそこにいる鴉に伝えて』



そう言って、少し遠くの木に止まっている鴉を指差す



私の鎹鴉の“千々・さざめ”



雄の鴉で、真面目だよ



ちょっと冷たいところはあるけど、情深かったりする



ちゃんと懐けば人懐っこい



そうでなかったらつつき回されるよ←



『じゃ、行ってくるね』



歌仙「行ってらっしゃい。……ちゃんと、戻ってきて」



『分かってる。死にやしないさ』ポンポン



…身長そこまで変わらないから撫でやすいなぁ



少し撫でてやると、安心したようだ



さて、ちょっくら行ってくるかね



今回は“撲滅審神者”としてというよりは



“元呪術師”寄りの仕事になりそうかな



まぁ良い



悪いモノは、綺麗サッパリ



祓ってしまわないとね?

25話→←23話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (90 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
272人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

お萩(プロフ) - 猪鹿蝶とはNARUTOを意識したんでしょうか。違ったらごめんなさい。 (2021年1月25日 0時) (レス) id: dd7c82a96f (このIDを非表示/違反報告)
广 - 設定壱が前世になっていますが、今世では無いでしょうか (2020年12月21日 20時) (レス) id: 95efe95a5b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:零月 | 作成日時:2020年12月6日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。