占いツクール
検索窓
今日:173 hit、昨日:1,120 hit、合計:115,377 hit

3 朝の健康診断。 ページ3

side.O


ガチャ、という扉が閉まる音に目が覚める。


枕元に置いてある時計を見れば8時半。

学生だったら慌てて飛び起きる時間なのだろうが、俺にとってはなんて事ない時間だ。


ゴソゴソと動く音がして隣を見れば、翔くんが寝返りを打って、

翔くんの右手が俺に飛んできた。


「すげぇ寝相だな…」


毎度のことだけど、翔くんの寝相は凄い。

こうやって手が飛んでくるぐらいならいいんだけど、両足がお腹の上に来たり、酷い時はベットから落とされることもある。


でもこうして眠れていることにホッとするんだ。

全く眠れない夜を、俺は幾度となく共にしてきたし、

不安がって俺の服の袖をギュッと握りながら眠ることもあるから。


一度下に降りて何か飲み物を飲もうと思うが、なるべく翔くんを一人にはしたくない。

それに、この右手もあるから起こすしかないか。


「翔くん」


名前を呼びながら優しく肩を揺らす。

案外、眠りが浅かったのか直ぐに起きてくれた。


「おはよう、翔くん。眠れなかった?」


「ううん、ちゃんと寝れたよ」


そう言いながらも目を擦りながら、まだ眠そうにしている。


「そっか。ちょっと失礼」


サッと翔くんの額に手を伸ばす。


「んー別に熱くはないから、今日は大丈夫そうだね。どこか辛いとこある?」


「いや、特にないよ。ねぇ、智くん」


「ん?」


「今日は買い物、行ってもいい?」


本当は行かせたくないけど、調子がいい日は外に出してあげて、と先生にも言われたからな。

それに翔くんは気にしているだろうし。


自分が何もしていないって…

そんな事ねぇのに。


「……いいけど、おいらも一緒に行く」


「やった、ありがと!」


嬉しそうに笑う翔くんを見ていたら何だか俺も笑えてきた。

後でニノにも報告しなきゃな。


「翔くん、取り敢えず下に降りよっか?」


頷いて下に降りて行く翔くんの後を追う。


相葉ちゃんもニノも松潤も出掛けているから家の中は寂然としていて、平日という感じを強く感じた。


テーブルの上に置いてあるメモを見て、松潤がバイトだったことを思い出す。


「今日の晩御飯はハンバーグかなー」


「えっ?今日はニノが作るの?」


洗面所に居るはずの翔くんの声が聞こえてくる。


「そうだって。
ハンバーグかどうかは知らないよー」


翔くんはニノが作るハンバーグ好きだしな…てかあいつ、ハンバーグ以外作んねぇんだよな。


てか昼ご飯、何しようかな。

4 暇潰しの時間。→←2 俺たちの関係。



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (130 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
467人がお気に入り
設定キーワード: , 山コンビ、OS , 櫻井翔、大野智
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

未翔(プロフ) - 蒼星さん» 読んで頂きありがとうございます。そう言って頂けると有難いです。出来るだけ更新したいと思いますので、これからもよろしくお願いします。 (5月26日 12時) (レス) id: b3cb87418b (このIDを非表示/違反報告)
蒼星(プロフ) - 初めまして。毎回更新を楽しみに拝読しております。わざわざ更新出来ない旨のご連絡ありがとうございます。読者は作者様から与えて頂くもので楽しませてもらっていますので多少の待ち時間は気にならないです。お気になさらずこれからも楽しみに待っています。 (5月26日 11時) (レス) id: c0123debb3 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:未翔 | 作成日時:2019年5月19日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。